金正恩氏のそっくりさん、地元当局とまたモメる。ハノイから追放、偽トランプ大統領は免れる(動画)

「金正恩氏にそっくりな格好したことで拘束されるのには驚きはないが、それでもうっとうしいことだ」と、不満をつづっている。
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アメリカのドナルド・トランプ大統領と北朝鮮の金正恩・朝鮮労働党委員長が2月27日と28日、ベトナム・ハノイで2回目の米朝首相会談に臨む。

首脳会談といえば、すっかりおなじみとなっている金正恩氏のそっくりさん。今回もハノイに現地入りしたのだが、また当局ともめてしまったようだ。

尋問を求められる場面を写した動画が2月23日、そっくりであるハワードXさんのFacebookに投稿されている。 

そこには、相方のトランプ大統領のそっくりさんもいる。 2人のそっくりさんは、警察官らに囲まれ、口論しているような様子が映っている。

ハワードXさんは投稿で、「たった今、ベトナム警備当局に尋問から解放された」と報告。

投稿の中で、一連の経緯を次のように説明している。

ハワードXさんと、新しい相方となったトランプ大統領のそっくりさんのラッセル・ホワイト氏が2月22日、メディアに招かれてインタビューを受けていたところに、突然ベトナム警察か出入国審査官が現れた。

2人は別々に尋問を受け、パスポートやビザの確認や滞在の目的などを根掘り葉掘り聞かれた。 首脳会談で厳戒態勢が敷かれており、混乱や騒ぎの原因となったり、危険が及んだりするを避けるため、滞在中に公の場で両首脳の格好をしないよう注意された。

ハワードX氏はさらに、取得したビザに不備があるとして、国外退去の可能性を示されたという。 「金正恩氏にそっくりな格好したことで拘束されるのには驚きはないが、それでもうっとうしいことだ」と、不満をつづっている。

ロイター通信よると、ハワードX氏は結局、本物の金正恩委員長が到着する前に、国外追放処分となってしまった。

トランプ大統領のそっくりさんは、その格好で公共の場に出ないことを条件に、ベトナムの滞在を許された。

2人が別れを惜しんで、空港で“キス”する写真をFacebookの写真も投稿された。 

 ハワードX氏は、2018年6月に開かれた史上初の米朝首脳会談に合わせてシンガポール入りした際にも、空港で拘束されている