鳩山邦夫・元総務相が死去、67歳 「友人の友人がアルカイダ」発言が物議

自民党の衆院議員の鳩山邦夫・元総務相が死去した。
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時事通信社

自民党の衆院議員の鳩山邦夫・元総務相が6月21日、死去した。67歳だった。テレ朝ニュースが報じた。

鳩山邦夫氏は、1948年東京生まれ。一族には有力政治家が多く、祖父は鳩山一郎元首相、父は鳩山威一郎元外相。兄は鳩山由紀夫元首相だ。

東京大学を卒業後、田中角栄元首相の秘書を経て、1976年の衆議院選挙に旧東京8区から立候補し初当選。1991年、宮沢内閣で文部相として初入閣した後、1993年に自民党を離党。旧新進党を経て、1996年に兄の由紀夫氏らと旧民主党の結党に参加し、副代表を務めた。1999年に東京都知事選に出馬したが、落選した。

2000年に自民党に復党。その後は、法務相、総務相などを歴任した。2007年の法務相時代には「私の友人の友人がアルカイダ」と発言して物議を醸した。旧民主党政権誕生後の10年に「自民党では限界がある」として再び党を離れたが、2012年12月に自民党に復党した

鳩山氏は6月22日午前、福岡県内で開かれた参院福岡選挙区の自民党候補の出陣式を欠席していた。

NHKニュースによると、体調を崩し、入院していた東京都内の病院で亡くなったという。

【訂正】2016/06/22 14:08

当初の記事では「2012年12月に自民党に復党した。その後は、法務相、総務相などを歴任した」とありましたが、正しくは「2000年に自民党に復党。その後は、法務相、総務相などを歴任した」でした。

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