北朝鮮から解放されたワームビア氏が死亡 脳に損傷負った大学生

亡くなった元大学生オットー・ワームビア氏は、5日前の6月13日に帰国したばかりだった。
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U.S. student Otto Warmbier speaks at a news conference in this undated photo released by North Korea's Korean Central News Agency (KCNA) in Pyongyang February 29, 2016. The U.S. student held in North Korea since early January was detained for trying to steal an item bearing a propaganda slogan from his Pyongyang hotel and has confessed to
KCNA KCNA / Reuters

北朝鮮に2016年1月から拘束され、先週6月13日にアメリカに帰国したばかりだったアメリカ人で元バージニア大学生のオットー・ワームビア氏が、6月19日午後に亡くなった、と家族が発表した。

両親は「息子は北朝鮮で残酷な虐待を受けた結果、非常に残念ながら、私たち家族は未だかつてないような悲しい経験をすることになりました」とコメントした。

13日に帰国したワームビア氏は、話すことも、見ることも、言葉に反応することもできない状態だった。コネチカット・メディカル・センターの医師たちはワームビア氏の状態を「無反応の覚醒状態にある」と表現した。

2016年4月に北朝鮮で撮影された同氏のMRI画像から、脳の損傷はMRI撮影前にあったと考えられている。つまり、北朝鮮に拘束された当初から、ワームビア氏は脳に損傷を負っていたということだ。

ワームビア氏は、グループツアーで訪れた北朝鮮・平壌のホテルで、壁に貼られた政治宣伝用の垂れ幕を盗もうとした罪で拘束された。そして2016年3月、労働教化刑15年の判決を言い渡されていた

父親のフレッド・ワームビア氏は息子について「オットーは、若くて、冒険好きな素晴らしい子供でした。大学生として世界を経験しようとしていたのです」とAP通信に語った。

ハフポストUS版に掲載された記事を翻訳しました。

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