山下太郞都議が"応援ヤジ"を説明 「初の一般質問なのに可哀想」【セクハラやじ問題】

都議会で塩村文夏都議がセクハラとも取れるヤジを受けた問題で、同じ時間帯に「がんばれよ」「動揺しちゃったじゃないか」というヤジを飛ばした山下太郞都議は「初めての一般質問で可哀想だったから」と説明した。
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都議会で塩村文夏都議がセクハラとも取れるヤジを受けた問題で、同じ時間帯に「がんばれよ」「動揺しちゃったじゃねえか」というヤジを飛ばした山下太郞都議は「初めての一般質問で可哀想だったから」と説明した。6月29日にテレビ朝日系列で放送された「報道ステーションSUNDAY」が報じた。

「早く結婚した方がいい」といった自民党議員のヤジの内容は聞こえなかったが、塩村都議を応援する意味でヤジを飛ばしたという。山下都議は以下のように話した。

「僕は『頑張れよ』とは言いましたよ。『動揺しちゃったじゃないか』というのも、私が言いました。議会経験があれば、おそらく何らかの発言があって彼女が動揺しているんだろうというのが明らかにわかるわけですね。(都議)1年(目)の初めての一般質問の場面で、それは可哀想だなと、そうやってその二つを申し上げた」

山下都議は都議会民主党団長。塩村都議の属するみんなの党と同じく野党会派だ。

報道ステーションSUNDAYによると、朝日新聞記者のICレコーダーに残された録音には、「自分が早く結婚した方がいいんじゃないか」「自分が産んでから」「がんばれよ」「動揺しちゃったじゃねえか」「先生の努力次第」「やる気があればできる」といったヤジが残されていたという。

「早く結婚したほうがいい」というヤジについては、自民党の鈴木章浩都議が「軽い思いで発言した」と謝罪していたが、その他のヤジについては誰の発言か判明していなかった。

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東京都千代田区の日本外国特派員協会で記者会見をする塩村文夏都議 (credit:安藤健二)
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