少年ジャンプ編集部、『女子トイレマーク』マンガを掲載中止に 「セクハラ」の批判相次ぐ

「少年ジャンプ」(集英社)のウェブサイト「少年ジャンプ+」で公開されていたルポマンガが4月23日、「女性らに対するセクハラ行為」「セクハラ行為を娯楽にするのは問題」などと非難の声が挙がったことを受け、掲載を中止した。
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「週刊少年ジャンプ」(集英社)編集部は4月23日、ウェブサイト「少年ジャンプ+」で公開していたルポマンガ1話分の掲載を中止した。この回は女子トイレマークを人気漫画家が新たにデザインするというテーマで、Twitter上などで「女性らに対するセクハラ行為」「セクハラ行為を娯楽にするのは問題」などと非難の声が寄せられていた

同編集部はマンガを掲載されていたウェブサイトのページを更新し、「お知らせ」を掲載。マンガの掲載を中止したことを報告し、「作品中に配慮に欠ける箇所がありましたことを深くお詫び申し上げます」と謝罪した。

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※画像の一部を加工しています。

■掲載中止になったマンガはどんな内容だったのか

問題となったマンガは、4月19日に公開されたコミックエッセイの連載シリーズ「すすめ!ジャンプへっぽこ探検隊!」の第3話。

「ジャンプ編集部の女子トイレのマークを矢吹健太朗先生がデザインしたらこうなった!!」というタイトルで、人気マンガ『To LOVEる-とらぶる-ダークネス』の作者・矢吹さんと一緒に「ジャンプっぽいトイレ」を作るため、新しい女子トイレの表示デザインを考えるというもの。

女性の裸体などをモチーフにしたデザインを数パターン検討した上で、最終的に、女性が下着を膝まで下ろす様子を描いたデザインが採用された。

マンガの最後には、「実際にジャンプ編集部の女子トイレに貼った」としてトイレマークを新しいデザインに差し替えた写真を掲載。しかし、ジャンプ編集部には女性が一人もいないとして、最終コマは「ジャンプ関係者の女子のみなさん!編集部にお越しの際は是非女子トイレにお立ち寄りください!」と呼びかけて終わっていた。

この内容に、Twitterなどネット上では、マンガ内の表現にとどまらず、特に実際の女子トイレに性的な表現を掲示したという点を疑問視し、「セクハラ」と批判する声が多く寄せられた

■トイレマークは「社内で公式採用していない」

マンガの掲載中止をめぐり、編集部は「少年ジャンプ+」の公式Twitterアカウントも更新。トイレマークの表示を実際に変えたというマンガ内の描写について、「当該トイレ標識は撮影用に短時間掲出したもので、社内で公式採用した事実はございません」と説明し、マンガのための一時的な標識変更であったと伝えた。

少年ジャンプ+の「すすめ!ジャンプへっぽこ探検隊!」第3話は掲載を中止いたしました。作品中に配慮に欠ける箇所がありましたことを深くお詫び申し上げます。当該トイレ標識は撮影用に短時間掲出したもので、社内で公式採用した事実はございません。誤解を招く表現について重ねてお詫びいたします。

— 少年ジャンプ+ (@shonenjump_plus) 2017年4月23日

ハフィントンポストでは19日、集英社広報部に批判に対する見解などを問い合わせた。回答があり次第アップデートするが、広報部は「お答えできない可能性もある」としている。

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