月・金星・火星が接近する3月23日の夜空 観測できる地域は?

23日、日の入り後、西の空には細い月。さらに、明るく輝く金星と、赤っぽい火星が並びます。

きょう23日、日の入り後、西の空には細い月。さらに、明るく輝く金星と、赤っぽい火星が並びます。

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上の図のように「細い月」「金星」「火星」が並びます。

金星はとても明るいのですぐに分かると思いますが、

火星は光が弱めで少し探しにくいかもしれません。

これらの天体が見られる時間帯は、18時半から19時半くらい(全国ほぼ共通)。

次第に位置が低くなり、20時を過ぎたころには見えなくなってしまいます。

なお、これらの天体とはほぼ反対の南東の高い空には「木星」を見ることもできます☆

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今日は、日本付近は冬型の気圧配置に。

桜の便りが続々と届いた土日からは一転して、全国的に寒さが戻ります。

各地の今日の天気は...

◆北海道「雲の切れ間から星空を見られる所も」

日中は雲が多く、所々で雪。夜には釧路など「道東」を中心に晴れ間がでて、天体観測ができる所も。

◆東北「太平洋側はチャンスあり」

仙台など太平洋側は雲は多めながら、夜は晴れ間も。

一方、日本海側は広く雪で、夜はふぶく所も。天体観測にはあいにくとなってしまいそう。

◆北陸「天体観測にはあいにくの天気」

一日雲が多く、断続的に雪や雨で、カミナリを伴って強く降る所も。風も強まってきます。

◆関東から東海「広い範囲で星空を見られそう」

おおむね晴れ。関東は午後、東海は夜遅くに雲が増えますが、上の3つの天体が並ぶ時間帯は晴れる所が多い見込み。

◆近畿と中国地方「太平洋側は見られそう」

大阪を含む近畿中部や南部、そして、広島など中国地方の山陽側は、雲は多めながら晴れ間あり。

一方、日本海側にあたる近畿北部や、中国地方の山陰側は雨や雪が降ったりやんだりとなりそう。

◆四国と九州「広い範囲で見られそう」

おおむね晴れ。四国では、夜に多少雲のかかる所はあっても空を覆い尽くすことはなさそう。

◆沖縄「観測のチャンスあり」

星空指数は低めですが、雲の切れ間から星空の見られる所もありそうです。

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今日は、全国的に冷たい北寄りの風が強まります。

気温は昼間もそれほど上がらず、関東から西も上着がないと寒い。

さらに、夕方以降は全国的にグッと気温が下がりますので、

天体観測は寒さ対策を万全になさってください。

【関連リンク】

戸田よしか

気象予報士

よろしくおねがいします。