甲子園決勝、履正社vs.星稜の放送時間は?どちらが勝っても初優勝【高校野球】

ともに強豪校として知られる履正社と星稜だが、夏の甲子園での優勝経験はまだない。

令和最初の真紅の優勝旗を持ち帰るのは、打撃の履正社(大阪)か、エース奥川擁する星稜(石川)か。

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強打をほこる履正社の桃谷と、星稜の絶対的エース奥川
時事通信社

8月22日、第101回全国高等学校野球選手権大会の決勝戦が開かれる。

試合は午後2時開始予定で、NHK総合で放送される。

また、インターネット中継ではバーチャル高校野球(朝日新聞社)で閲覧することができる

春のセンバツ1回戦で対戦した両校

強打の履正社は、1番の桃谷惟吹(いぶき)内野手(3年)が今大会は5試合すべてで第1打席でヒットを放ち、試合の流れを作ってきた。

アルプススタンドも、同校OBでもあるヤクルトの山田哲人内野手のテーマ曲を「モモタニイブキ」版に改良した応援歌で盛り上げる。

「山田哲人」のテーマ曲は、2012年ごろにヤクルトの応援団が作ったもの。しかし、履正社OBだった山田の活躍に、同校も選手の応援歌として使うようになった。

第98回大会に出場した山本侑度外野手も使っていたこの応援歌。甲子園でこの歌が響くときは、履正社の勢いが増す瞬間かもしれない。

対する星稜は、絶対的エース奥川恭伸投手(3年)が今大会自責点0の驚異の投球で試合を引っ張る。

履正社とは春の選抜大会、1回戦で当たった。奥川はこのとき3安打で完封し、17奪三振。その後、6月の練習試合でも6回4安打1失点で、三振を9つ奪っている。

星稜は1995年夏の甲子園準決勝が最高記録。北陸勢初の優勝も期待されている。

奥川は準決勝まで5試合中4試合に登板し、32イニング1/3を投げ失点1、防御率0.00だ。

1974年の金属バット導入以来、甲子園で30イニング以上を投げて、自責点0で優勝した投手はいない。決勝での奥川の投球に注目が集まっている。