【花粉飛散予想】ピークは2月下旬以降。東京のスギ花粉はいつから?

2022年の花粉飛散量、全国各地の予想は?

 

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そろそろ花粉が気になる季節。来月、2月上旬には東京都でもスギ花粉の飛散が始まる予想です。2月下旬には西日本や東日本の広範囲で飛散のピークを迎えます。
2022年の各地の花粉飛散量や飛散開始時期を確認して、花粉症の方は事前の対策にお役立てください。

■ポイント ■

・スギ花粉は2月上旬から飛散開始
・スギ花粉の飛散ピーク時期は2月下旬から3月下旬
・飛散量は北日本や北陸では2021年より多く、西日本では少ない予想

 

スギ花粉は2月上旬から飛散開始

2月上旬に関東や東海の一部、九州を中心とした西日本からスギ花粉の飛散が始まる予想です。2月中旬には中国や近畿、東海の広範囲、また東北南部でも飛散が始まる見込みです。

2月下旬になると北陸、3月上旬には東北北部でも飛散が始まる予想となっています。

スギの雄花は冬の寒さを経験することで休眠から目覚め(休眠打破)、寒さがピークを過ぎて暖かくなると花粉を飛ばし始めます。この冬の気温は、2021年12月が概ね平年並、2022年1月はこれまでのところ北海道の一部を除いて平年より低く推移しているため、スギの雄花の休眠打破は十分に進んでいると言えそうです。

花粉の飛散に影響する2月の気温傾向は北日本で平年並か高く、東日本は概ね平年並、西日本は平年並か低い予想です。最新の予想を踏まえて、西日本や東海の一部の飛散開始予想を12月発表から更新しています。

 

スギ花粉の飛散ピーク時期は2月下旬から3月下旬

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スギ・ヒノキ花粉の飛散ピーク予想(2022年 )
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スギ花粉の飛散ピークは、九州で2月中旬~3月中旬、中国・四国から関東では2月下旬~3月下旬の予想です。北陸・長野や東北南部の飛散ピークは3月上旬〜4月上旬、東北北部では3月中旬~4月中旬になるとみています。

昨年は暖冬の影響で飛散開始から本格飛散までの期間が非常に短く、飛散が開始してからわずか数日で大量飛散となることがありました。この春のスギ花粉の飛散ピークの時期は平年と同程度と予想していますが、気温がにわかに上がると期せずして大量飛散に至る可能性があるので、注意が必要です。

3月後半に入るとスギ花粉の飛散は徐々に収まり、代わって西日本からヒノキ花粉の飛散が増えていきます。ヒノキ花粉の飛散ピークは西日本・東日本の広範囲で3月下旬〜4月中旬、北陸・長野は4月上旬~下旬、東北南部では4月中旬〜下旬の予想です。ただ、北陸や東北南部ではヒノキが少ないため、スギ花粉に比べると飛散量が少なくなる見込みです。この春のヒノキ花粉の飛散ピークの時期は平年と同程度と予想しています。

シラカバ花粉が飛散する北海道は、道南・道央ではゴールデンウィーク前後、道北・道東では5月中旬に飛散ピークを迎える予想です。

飛散量は北日本や北陸では2021年より多く、西日本では少ない予想

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2022年の花粉飛散量(2021年比)
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2022年の花粉飛散量は、2021年と比べると北日本や北陸で多く、関東や東海では同程度、西日本では少ない予想です。


北海道では2021年比で約180%、東北北部や北陸では2021年比で約130%になる予想です。一方、2021年に飛散量が多かった西日本では2021年比で約75%になる見込みです。

平年(2012〜2021年の平均)との比較では平年並となるエリアが多く、全国平均では平年の98%程度になるとみています。ただ、北海道では平年比140%と多くなる予想です。

花粉症のみなさんは、事前に対策をしっかりと行って花粉シーズンをお過ごしください。

 

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