台風進路図の見方。予報円の大きさが意味するものは?

台風の備えにお役立てください。
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秋は台風シーズン。もし台風が来ることになったら、仕事や旅行など生活への影響が一気に心配になりますね。

そこで、「台風進路図の見方」をご紹介します。この機会に理解を深めて台風の備えにお役立てください。

さまざまな円や線の意味は?

テレビやアプリなどで見かける台風の進路図は、主に以下4つの要素で構成されています。

●予報円
台風の中心が12、24、48、72、96および120時間後に到達する可能性がある範囲を円で表したものです。台風の中心が70%の確率で入ると予想される範囲を示しています。台風本体の雲を表している訳ではありません。

●暴風警戒域
台風の中心が予報円の中に進んだとき、暴風域に入るおそれのある領域です。

●暴風域
平均風速25m/s以上の風が吹いている領域です。この中では大人も立っていられず、また建物も大きな被害を受けるおそれがあります。

●強風域
平均風速15m/s以上の風が吹いている領域です。

台風11号の予報円は直径1,300km

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予報円の大きさは、台風の強さや大きさを示しているのではなく、進路の可能性の幅を表しています。

この円が小さいと予報の信頼度が高い、この円が大きいと予報の信頼度が低いと読み取ることが出来ます。

なお、台風11号の9月3日(土)15時の予報円は直径1,300kmで、まだまだ不確実性が大きい状況です。(29日(月)15時現在)

随時最新の見解を確認して、影響に応じて適切な防災行動をとれるようご活用ください。
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