長時間労働が原因で交際相手との関係に支障をきたしたという人は7割以上ーー。
こんな調査を結婚相談所「パートナーエージェント」が発表した。調査では、働き方が恋愛や婚活にも大きな影響を及ぼしていることが浮き彫りになった。
同社は1カ月間の平均残業時間が41時間を超えている20歳〜59歳の男女を対象に、ネット上でアンケート調査を行い、220人から回答を得た。
その結果、「残業が長いことが原因で、交際相手をうまくいかなくなった経験がありますか?」との質問(複数回答可能)に対して「一緒に過ごす時間が明らかに減ったことがある」が38.2%、「相手に迷惑をかけた・我慢をさせたことがある」が37.7%だった。「相手から迷惑をかけられた・我慢をさせられた」が15.9%、「けんかになったことがある」が12.7%で続いた。
「うまくいかなくなった経験はない」という回答者は25%だった。この回答と、「交際経験がない」「答えたくない」という回答を除き、全体の72.1%が、残業によって交際に何らかの影響を及ぼされた経験があると回答した。
■どう対応?
また、うまくいかなくなった経験がある回答者にどう対応したか聞いた質問では「相手に我慢してもらった」が最も多く48.6%、「残業を減らす努力をした」人も31.7%いたが、「交際を諦めて仕事に集中した」と回答した人が15.5%いた。
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