PRESENTED BYテーブルマーク

「BEYOND FREE」の代替食品が、目から鱗のおいしさだった…! 本音座談会で見えた、新しい「食」のカタチ

特定の食材や成分をカットしながらも本格的なおいしさを追及した、テーブルマークの「BEYOND FREE(ビヨンドフリー)」シリーズ。食にこだわりを持つメンバーたちによる、本音の試食座談会。
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テーブルマーク提供

「食」の選択肢が広がっている。中でも、世界的に注目を集めるのが「プラントベースフード(植物由来の原材料で仕上げた食品)」だ。

プラントベースフードの世界の市場規模は、2020年には294億ドル(約4兆円)だったが、2030 年には1620億ドル(約22兆円)まで成長する可能性も指摘されている。

背景にあるのは、健康志向や環境意識の高まり。

人間の活動に起因する温室効果ガスの3分の1以上が、「食」にまつわるものだというデータもある。世界の人口爆発による「タンパク質クライシス(危機)」の懸念も大きい。欧米を中心に、若い世代の間に「環境負荷の大きい動物性食品を控え、代わりに植物性食品を積極的に摂取しよう」という価値観が広がっている。

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家畜にまつわる温室効果ガス排出量
ハフポスト日本版

日本も例外ではない。TPCマーケティングの分析によると、日本では「植物性=健康的」というイメージや摂取の意識が高まっていることなどから、低脂質・低カロリーといったイメージのあるプラントベースフードに注目が集まっているという。

 

98%が「おいしい」と回答したロールケーキ

一方、市場が拡大し、企業の参入も増えてきたからこそ、「おいしさ」に対する消費者の感度も高まっている。

 

マイボイスコムの調査(複数回答)では、プラントベースフードで「気になること・不安なこと」で最も多かったのは、「おいしいかどうか」(42.7%)。回答者からは「おいしくなさそう」「味気ない気がする」などの声も上がっていた。

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「プラントベースフード」に関するアンケート調査(2021)より
マイボスコム株式会社

そんな中、総合冷凍食品メーカー「テーブルマーク」は、“FREEな選択肢を食卓にプラスする“ オンラインショップ「食+(ショクタス)」をグランドオープンした。

新シリーズ「BEYOND FREE」では、体質や健康、さまざまな価値観から食の選択に制約を抱える人でも本格的なおいしさを楽しめるラインナップを用意。「アレルゲン不使用」「動物性原材料不使用」「糖質カット・塩分カット」の3パターンの“FREE”メニューから、商品を選択できる。

事前の試食調査では、「豆乳クリーム ロールケーキ チョコ」について98%から「おいしい」と好評価を獲得した。

*試食調査は2022年12月、「動物性原材料の摂取を普段から控えている」 or「 控えたいと思っている」20代~40代の男女104人を対象に実施。

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「豆乳クリーム ロールケーキ」チョコとプレーン(卵・乳不使用)
※本品製造ラインでは小麦・卵・乳成分を含む製品を製造しております
Photo by Yuko Kawashima

卵と乳を使用せず、プラントベースに興味がある人はもちろん、食物アレルギーがある人にも配慮されている。

開発を担当した宮野陽香さんは「デザートは嗜好品だからこそ、絶対においしくなければいけない。今の技術でできる最高レベルに仕上がりました」と自信をのぞかせる。

特にこだわったのは、卵を使わずにスポンジ生地のフワっとした口溶け感をどう出すか。専門の研究チームが開発した技術を駆使して、3年近くの試行錯誤を繰り返したという。

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宮野陽香さん。元パティシエで、現在は「BEYOND FREE」のデザート商品の開発を担当する。
Photo by Yuko Kawashima

 制限食は「通常食より味は劣る」というイメージを持たれやすいが、「体験の機会をどんどん作り、忖度なく『おいしい』と言ってもらえる商品を増やしたい」という宮野さん。

さまざまな理由から食事にこだわりを持っている人に「BEYOND FREE」のメニューを試食してもらい、本音で「おいしい」について語り合った。

 

「食」にこだわるメンバーによる試食座談会

 ─ストロベリー、マンゴー、宇治抹茶の3種の彩鮮やかな豆乳のカップデザートから甘酸っぱい香りが漂ってくる中で、試食座談会がスタート。まずは、宮野さんが開発に関わったデザートから。

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左から、廣瀬七菜さん、林慶さん、shioiさん、宮野さん。
Photo by Yuko Kawashima

廣瀬七菜さん(以下、廣瀬):チョコのロールケーキは知らなければ「豆乳クリーム」と分かりません。

林慶さん(以下、林):ロールケーキ、たしかに甘すぎずおいしいですね。

 

「アレルギーでもみんなで一緒にデザートを楽しみたい」

shioiさん(以下、shioi):うちは二人目の子どもが乳のアレルギーがあり、家族でケーキを食べる時に一人だけ食べられないことがあります。こういうのがあると、みんなで食べられていいですね。 

アレルギーの子どもには「食べられないけれど食べたいもの」があるんですよ。例えば、乳アレルギーならチーズケーキ、卵アレルギーならオムレツやオムライス。そういうメニューもあったらいいな。ハロウィンやクリスマスなどでも、アレルギー対応のメニューを探している家庭は多いと思います。

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shioiさん。職業は料理人。アレルギー対応食アドバイザーの資格を持つ。
Photo by Yuko Kawashima

宮野さん(以下、宮野)テーブルマークはもともと学校給食向けの食品も作っているのですが、アレルギー対応メニューへのニーズは以前からあがっていて、研究開発を続けてきました。今後、少しずつラインナップを増やしていく予定ですが、シーズンイベントに対応したメニューも検討していきたいです。

個人的な夢を言えば、いつかは最もハードルが高い「ショートケーキ」の開発に挑戦したいです。ごまかしが効かないからこそ、本当においしいプラントベースのショートケーキを作りたいですね。

 

プラントベースでも、こだわったのはおいしさ

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宮野さんが商品開発を担当した豆乳クリームを使用したデザート。冷凍庫から出して10分で食べられる。半解凍の状態でもアイスケーキのような食感を楽しめる。
Photo by Yuko Kawashima

廣瀬:抹茶のカップケーキも苦味がしっかりあるし、中のクッキーも食感が変わっておいしいです!

林:イチゴも酸味があっておいしい!宮野さんの推しはどれですか?

宮野豆乳くささを抑えるために、こちらも技術を駆使しています。どれも自信作ですが、個人的にはマンゴーが好きです(笑)

shioi:こういうプラントベースフードや制限食って、少し前までは「味は落ちるけれど健康や信条のために我慢して食べるもの」という意識があったと思うんですけど、本当においしくなりましたね。

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左:「ライスバーガー 大豆ミート 焼肉味」、右:「ライスバーガー 大豆ミート 生姜焼き味」
Photo by Yuko Kawashima

廣瀬:これもプラントベースって全然分からないですね。普通においしいし、生姜がいい仕事をしてる!この味付けの大豆ミートだけ瓶詰めで売ってほしいな。ご飯のお供にしたいです(笑)

shioi:お芋と一緒に炊いてもよさそう! 

 

「食の多様性を理解することは、敬語が使えることと同じくらい大事」 

林:大学時代は外国語学部だったこともあって留学生や海外に住んだ経験のある友人も多かったので、プラントベースフードはわりと身近な存在でした。食事に行く時には、お店にヴィーガン対応のメニューがあるか確認したり…。 

「何を食べて何を食べないか、という選択は人ぞれぞれで、その価値観は尊重されるべきだ」という前提を理解することって、敬語が使えるかどうかと同じくらい大事だと思うんですよ。

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林慶さん(25歳、フリーライター)
Photo by Yuko Kawashima

廣瀬:私も大学院で出会った友人がヴィーガンで、私自身もヴィーガンを試してみたり、ポール・マッカートニー氏が提唱している「ミートフリーマンデー(月曜は肉を食べない)」にも興味を持ったりしました。

ヴィーガンとそうでない人、と分けて考えがちですが、実際は0か100ではない。グラデーションがありますよね。

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廣瀬七菜さん(34歳、会社員)。ヴィーガンデザートにも興味があるという。
Photo by Yuko Kawashima

「みんなが笑顔で食卓を囲めるように、選択肢を増やしていきたい」

林:グラデーションという意味では、和食にオプションがもっと増えるといいなと思っています。ヴィーガンの友人に和食を振る舞いたくても、野菜でお寿司を握ったり、卵が使えないので天ぷらは焼き野菜に抹茶塩を添えたりするしかない。お出汁にも鰹が使われているし、ムスリムの方だと料理酒もダメだったりするので、食べられるものが本当に限られてしまうんです。

海外では幅広いオプションがあるスーパーやレストランも多く、我慢している感覚はないという話はよく聞きます。 選択の幅を広げてくれる企業の動きはありがたいし、応援したいです。

 

辛かった妊娠中の糖質制限。欲しかったのは満足感

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左:「糖質30%オフ お皿がいらないぶっかけ牛肉うどん」、右:「糖質30%オフ お皿がいらない明太クリームうどん」 いずれもテーブルマークの人気メニューで、糖質を通常よりもカット(※)した。
※当社の同類商品との同重量比較
テーブルマーク提供

廣瀬:(明太クリームうどんは)クリーミーでおいしい!これで糖質30%オフは嬉しいです。

林:分量もしっかりあるし、調理も簡単で良いですね。

廣瀬:妊娠中、妊娠糖尿病で厳しい糖質制限をしていました。私の場合は一度の食事で摂れる糖質の量が決まっていて、1日の食事を5〜6回に分けていたんですが、例えばご飯なら一度に60グラムしか食べられません。このうどんなら、もう少し満足感を得ながら食事ができたんだろうなと思いました。味付けされていない玉のうどんがスーパーにあったらいいな。

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宮野さん
Photo by Yuko Kawashima

宮野:どの商品も、今はECサイトのみでの販売ですが、将来的にはレストランにおろしたり、スーパーで手に取ってもらったりできるように展開を広げていきたいです。どんなバックグラウンドの方でも、みんなが笑顔で同じ食卓を囲めるように、食の選択肢を増やしていきたいと思っています。

 

本日はありがとうございました。

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BEYOND FREE
テーブルマーク提供

詳細やご購入はこちらから。

テーブルマークでは動物性原材料を使用せず、植物由来の原材料からなる食品全般をプラントベースと呼んでいます。

※原材料を細かくさかのぼった起源原料や製造工程において、一部動物性原材料が含まれる場合があります