滝沢秀明氏、ジャニー喜多川氏の“永年の夢”継ぐ 覚悟の決断に先輩からもエール

「ジャニーズJrたちの育成で、ジャニーさんを手伝いたい」
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(写真はイメージ)
Getty Images/iStockphoto

滝沢秀明氏が9月13日、年内で芸能活動を引退し、ジャニーズ事務所のジャニー喜多川社長が手がけるタレント育成、公演プロデュースを継承することを発表した。

同日、ジャニー氏が事務所サイト上でコメントを発表。スターの卵を英才教育する養成所にする構想を明かし、滝沢がその仕事を担っていくと明かした。

ジャニー氏は、タレントを生み育てた親(プロデューサー)として、「タレント達はどのような場所でどの様な立場であろうと私の大切な子供達である」と思いをつづった。

86歳のジャニー氏にとって、タレントの育成所を設立することが、「一朝一夕で叶えることが出来ない永年の夢」だったという。

滝沢氏は、ジャニー氏の意思を継ぐために、芸能活動を引退することを決めた。

「ジャニーズJrたちの育成で、ジャニーさんを手伝いたい」

ジャニー氏は、この決断を聞いた時、驚きとともに嬉しくて涙がこぼれそうになったという。「滝沢には心より感謝しています」と思いを記した。

滝沢氏は、解散の発表でも、「ジャニーズJr.育成や舞台、コンサート等のエンターテイメントをプロデュースする仕事に専念する」と決意を表明している。

詳細は明らかになっていないが、養成所は「タレントたちにとって必要な基礎と応用の全てに対応できる場所」を構想しているという。

1962年創業のジャニーズ。従来も事務所にレッスンスタジオはあったが、養成所の設立は初となる。

プロデューサーのジャニー氏と、経営者のメリー喜多川氏、藤島ジュリーが舵をとってきたジャニーズ。今後、滝沢氏がその一角に加わるのだろうか。

彼の決断に、ジャニーズの先輩後輩が相次いでエールを送った。

TOKIOの国分太一は、TBS系「ビビット」に「あらためて尊敬できる後輩」などとコメントを寄せた

元ジャニーズの薬丸裕英は、フジテレビ系バイキングで「彼はジャニーさんに感謝の気持ちを、そういうことで応えるには、プレーイングマネージャーとしてはダメだと思ったんでしょうね」と推察。「今後のジャニーズ事務所のことも考えてのことだと思う。生半可な決断じゃないね」とコメントしている。

NEWS加藤シゲアキは、日本テレビ系「ZIP!」「PON!」に出演。「滝沢くんの決断というのは本当に生半可なものじゃないと思うし、すごい覚悟を持った決断だと思うので、いち後輩として受け止めたい」と話した