今季最強の寒気が日本列島に流れ込みはじめました。成人の日にかけて日本海側は雪が続いて、晴れる太平洋側も寒さが厳しい見込みです。今回の寒気は強弱を繰り返しながら、しばらく居座るでしょう。

■ 寒さのトンネルへ突入

今季最強の寒気が日本列島に流れ込みはじめました。お天気カレンダーを見てみますと、連休前の10日(金)は青色や水色になっていて、いよいよ寒さのトンネルに突入です。今回の寒気は強弱を繰り返しながら、長く居座る見込みです。

成人の日にかけて、北陸から北の日本海側は雪が続き、大雪のおそれがあります。雪のレジャーは無理のないようになさってください。近畿北部や山陰も雪が降りやすい見込みです。成人式の式典へは時間に余裕をもって行動しましょう。関東から西の太平洋側は晴れる所が多く、晴れ着が雨や雪にぬれることはなさそうです。

連休中は、北海道や東北は昼間も気温が0度に届かない真冬日の所が多く、晴れる関東から西の太平洋側も一桁の気温が続きます。暖かくしてお過ごしください。

■ 体調管理を万全に

寒さのトンネルを抜けるのはまだ先で、全国的に厳しい寒さ、日本海側では雪、太平洋側では空気の乾燥が続きます。インフルエンザや風邪にかからないように、規則正しい生活や十分な栄養と睡眠を心がけ、うがいや手洗い、マスクなどでウィルスをシャットアウトするなどして、体調の管理を万全にしましょう。

(2014年1月9日 23時1分)

【関連リンク】

• スキー情報 - 日本気象協会 tenki.jp
  

井口靖子

気象予報士

大自然の中ですくすくと育ち、ムダに大きくなりました。思春期の頃は都会暮らしに憧れていましたが、現在は田舎暮らし万歳。田舎育ちのわたしは「植物」で季節を感じます。