お金持ちと付き合いたい人はモナコに行こう。

モナコは人口の3分の1近くがミリオネア（資産が百万ドル以上）だからだ。

富裕層コンサルタント会社であるWealthinsight社と『Spear's』誌の報告によると、都市国家モナコ（人口4万人弱）は、世界のどの場所よりもミリオネアの割合が高い（29.1％）。

ミリオネアの人口比に関する都市ランキングに名を連ねる、モナコをはじめとする20都市を見ると、位置、規模などはさまざまだが、いくつか共通点がある。

WealthInsight社のアナリストであるオリバー・ウィリアムズ氏は、「有利な税制と、抜群のロケーションは、ミリオネアたちを惹き寄せる重要な条件だ。さらに、資産管理会社と個人銀行へのアクセスのしやすさがそこに加わる」と説明し、スイスの都市であるチューリッヒ（人口に締める割合は27.34％で、2位）やジュネーブ（17.92％で、3位）を例に挙げる。

ミリオネアの上位20都市のランキングなどをまとめたインフォグラフィックを紹介しよう。下の世界地図は、ビリオネア（資産10億ポンド、約17億ドル以上）の数を都市ごとにまとめたもの。こちらは1位がロンドン、2位がモスクワ、3位がニューヨーク。なお、ミリオネアの数については東京が1位という調査結果がある。

[Harry Bradford(English) 日本語版：緒方亮/ガリレオ]

【関連記事】

• 富裕層と貧困層の食事を並べてみた 「持てる者と持たざる者」の目に余る格差（画像）
  
• アメリカの「スーパーリッチ」が世界の所得格差を拡大させる 0.1％の最富裕層が世界の富を独占
  
• 「富裕層への減税措置」は社会をどう変えたか：研究結果
  

ハフィントンポスト日本版はFacebook ページでも情報発信しています。

ハフィントンポスト日本版はTwitterでも情報発信しています。@HuffPostJapan をフォロー