宇都宮氏と細川氏が食い合い? 田母神氏が強い地域は...... 地図でみる都知事選

舛添氏が強かった地域は? 宇都宮氏と細川氏は? 地区ごとの得票率を地図で見てみよう。

2月9日に投開票が行われ、舛添要一氏が当選した東京都知事選。選挙管理委員会が発表した各候補者、市区町村ごとの得票率を地図上に可視化した。

対象としたのは、得票数が1万票を超えた、舛添氏、宇都宮健児氏、細川護煕氏、田母神俊雄氏、家入一真氏、ドクター中松氏、マック赤坂氏、鈴木達夫氏の8名。得票率を地域別に割り出し、各候補個人にとって票が取れなかった地域を黄色に、取れた地域を赤色に表示している。

なお、絶対的な得票数ではすべての市町村で舛添氏が1位。圧倒的な強さを見せている。

※16:39 更新

スライドショーの最後に、宇都宮氏と細川氏の二番手争いで、地区ごとにどちらが制したかを表した地図も追加した。

地図で見る都知事選
舛添要一氏 211万2979票(01 of09)
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全体的に得票率が高く穴がないが、人口が多く、票が割れた東京23区西部では控えめ。逆に市部では安定した強さだった。
宇都宮健児氏 98万2594票(02 of09)
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舛添氏とほぼ逆の色合い。23区西部で高い得票率を見せた。
細川護煕氏 95万6063票(03 of09)
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宇都宮氏に似た分布。反舛添氏同士で「食い合い」したか?
田母神俊雄氏 61万0865票(04 of09)
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圧倒的に都心部で強い。
家入一真氏 8万8936票(05 of09)
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同じく都心部が中心だが、田母神氏に比べ少し西にずれ、新宿区、渋谷区が多い。若いネットユーザーの影響か。
ドクター中松氏 6万4774票(06 of09)
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江戸川区で相対的に高くなっている。
マック赤坂氏 1万5070票(07 of09)
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元々の得票率が低いが、やはり都心が中心。
鈴木達男氏 1万2684票(08 of09)
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マック赤坂氏同様、得票率は低いが分布は真逆。都心部より市部のほうが強い。
<参考>二番手争いの可視化(09 of09)
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宇都宮氏の得票が多かった地域を紫色、細川氏を黄色にしている。宇都宮氏は都心部で細川氏を抑えきれなかったことが伺われる。
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