緊急事態宣言が出たら、東京はどうなる? ⇒ 小池知事が会見で説明

小池知事は、「週末の外出自粛」も改めて求めた。知事の説明する「不要不急」とは?
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小池百合子知事は、マスクをしながらの説明が苦しいとして、会見中なんどもマスクに手をあてていた。
東京都サイトでの生放送より

東京都の小池百合子知事は4月3日の定例記者会見で、仮に国から緊急事態宣言が出た場合の、東京都の対応について説明した。

「仮に宣言が出た場合における、都におけます宣言への対応をひとまずお伝えしておきたい」とし、具体的には以下の内容を挙げた。

 

・都民に対して、特別措置法に基づく外出自粛の要請

・施設やイベントの主催者に対し、使用の制限・停止などの要請

 

個別の要請内容などについては、今後国から出される方針によるとした上で、食料品・医薬品などの生活必需品の販売や、銀行や証券取引所などをはじめとする金融サービスなど社会や経済を維持する上で必要なサービスは、必要な衛生管理などを確保した上で引き続き営業を続けてもらう、と補足した。

 

今週末も「外出自粛を」

今週末4月4、5日の土日についても引き続き、「週末におけます不要不急の外出を厳にお控え下さいますよう、改めて強くお願いを申し上げます」と呼びかけた。

「不要不急」の定義について記者に問われると、「読んで字のごとくでございます」とし、「週末の外出については、その日でないとだめなのかどうか、生命に関わることなのか」を考えて行動して欲しいと説明した。

具体的には、通院や薬の受け取り、スーパーやコンビニでその日のための食材を購入するのは問題ないとの考えを示した。一方で、「食材などは普通に売ってますのであまり慌てず、買いだめも不要かと思います」と補足し、「世界中のキーワードはステイホームです。『家にいてね』という言葉でございます。是非ともご協力いただきたい」と訴えた。

 

東京都、ライブ配信を開始

東京都では、新型コロナウイルスに関する最新情報を届けるため、3日からほぼ毎日午後6時40分ごろから、知事によるライブ配信を東京都のサイト「東京動画」で行っていくことも説明した。