トルコ大統領、飛び降り自殺しようとしていた男を偶然助ける【動画】

大統領は男性の手を握ってしばらく会話しました。

トルコのエルドアン大統領が12月25日、橋から飛び降り自殺を図ろうとしていた30代の男性の命を、偶然救った。地元通信社のドーガンなどが報じた。

この日、大統領は金曜日の礼拝を終えたあと、専用車でイスタンブールを移動していた。高さ64メートルのボスボラス大橋を通りかかったところ、自殺しようとしていた男性を発見。大統領は警護員たちに、男性を連れてくるよう指示した。

当時、通報を受け出動した地元警察が、約2時間にわたって男性へ説得を続けていた。警護員らは男性に近づき、「大統領が対話をしたい」と説得。男性を大統領専用車に案内した。

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男性は大統領を見るとすすり泣きを始めた。大統領は男性の手を握ってしばらく会話した。男性は家族の問題を抱えており、重度のうつ病を患っていたという。大統領は男性に、二度と自殺を考えないよう忠告。その場で問題解決を担当する当局に携帯電話をかけ、指示を出したもようだ。

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「私の心配する心」
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あなたは、私によって私のために生み出したものです。私の孤立によってよくない自衛によって、生まれたのです。恐怖と嘘が、つくったのです。報われない約束や、失った信頼への恐怖――。あなたは私の人生を作ったのです。強くなりましょう。強くなりましょう。\n (credit:Katie Crawford)
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私は眠ることを恐れています。完璧の闇の中で、ひどくパニックになっています。でも実際は、暗闇は怖くありません。恐ろしい影は――それは、影を作り出すかすかな光なのです。 (credit:Katie Crawford)
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彼らは、私に呼吸するように伝えてきます。私は、胸が上下に動くのを感じます。上に、下に。上に、下に……。しかし、どうして私は窒息しているように感じるのでしょう? 鼻の下に手を握って、ここに空気があることを確認します。私はまだ呼吸できないのです。\n (credit:Katie Crawford)
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感覚が麻痺しています。どうなっているんでしょう。どう感じればいいのでしょう。私は本当に感じることができるのでしょうか? それとも、感じることはできないのでしょうか。私は感覚がないことに慣れているので、同じように感じてしまったのでしょうか。\n (credit:Katie Crawford)
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お腹のみぞおちが、おかしいんです。泳ごうとして、足を水の中にいれても……水は思っていたよりも深いんです。足がつかなくて、動悸が早くなるのです。 (credit:Katie Crawford)
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もう治らないかのような、深い傷。この痛みはリアルです。これは耐えがたいものです。私は、この傷この苦痛を経験しました。私が知っている痛みは、すべて同じ。激しい呼吸、うつろな瞳、震える手。どうしてこんな状態が続くのでしょうか? たぶん、それを知るのは、あなたです。\n (credit:Katie Crawford)
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私は、生きることが怖い。私は、死ぬことも怖い。どうすればいいのでしょう。 (credit:Katie Crawford)
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どれだけ私が抵抗しても、それはいつもすぐそばにいて、私をつかまえて覆い隠して、私とともに地に堕ちようとします。毎日、それを闘っています。あなたは、私にとって良いものではなく、決して良く存在になることはないでしょう。しかし、朝起きたときから夜眠るまで、ずっと待ち受けています。私の呼吸を奪い、言葉を失わせます。\n (credit:Katie Crawford)
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憂鬱とは、何も感じられないことです。不安は、感じすぎてしまうことです。両方の感情を持つのは、心の絶え間ない戦いです。両方の感情を持つのは、決して勝利しないことを意味するのです。\n (credit:Katie Crawford)

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