「和民」全店でプラスチックストローを廃止し、間伐材で作った"竹ストロー"を導入

プラスチックごみによる環境への影響が指摘される中、「持続可能な循環型社会」を目指して竹ストローを導入していくという。
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竹ストロー
ワタミ提供

外食事業などに取り組む「ワタミ」は6月24日、同月27日から「和民」「坐・和民」の計全61店舗でプラスチックストローを廃止すると発表した。

ソフトドリンクを注文した客側からストローの希望があった場合には、替わりに“竹ストロー”を提供するという。

プラスチックごみによる海の生態系への影響が指摘されている中、代替素材として竹に着目したという。

ワタミの竹ストローは、間伐材の竹を使用し、でんぷんや植物由来の天然樹脂などで作っているという。

ワタミは「今後も、持続可能な循環型社会を実現するための一助となる竹ストローを、順次、ワタミの他の外食ブランドでも導入してまいります」としている。

■プラスチックによる海洋汚染が社会問題に

プラスチックによる海洋汚染が社会問題になっている。砕けて小さくなった「マイクロプラスチック」が海に広がり、魚や鳥の体内に入り、生態系に影響を与える可能性が指摘されている。

国連サミットで採択された国際目標SDGsでも、「海の豊かさを守ろう」「つくる責任 つかう責任」を掲げている。 

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竹ストローのイメージ
MelanieMaya via Getty Images

 ■各社が乗り出す「ストロー」対策

これらの問題への対策に乗り出す企業も出てきている。

スターバックスはストローを使わずに飲み物が飲める新しい容器を発表した

プラスチックストローを廃止する外食店や、流行中のタピオカドリンクに使えるアルミ製の「マイストロー」も登場している。

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