V6井ノ原さん「電車に"ひよこボタン"を」 子育てに優しい社会を提案

「V6」のイノッチこと井ノ原快彦さんが、「ひよこボタン」という子育てに優しい社会のしくみを提案した。
|
Open Image Modal
Asian mother is reading a book to her baby on train.
Kohei Hara via Getty Images

アイドルグループ「V6」のイノッチこと井ノ原快彦さんが、10月19日放送の『あさイチ』(NHK総合)に出演し、「ひよこボタン」という子育てに優しい社会のしくみを提案した。

この日、番組は「気をつかいすぎ?社会」を特集。マタニティーマークを身につけると「幸せアピール」などと言われるのではないかと気を使うという妊婦の気持ちのほか、子育てする人の気疲れなどが紹介された。

そんななか、イノッチは「ひよこボタン」というアイデアを発表。子育てを応援したい人が次のように使うのだという。

「飛行機とか電車とかに、”ひよこボタン”というものを設けておくんですよ。子供が泣いたら、みんな”ひよこボタン”を押すんすよ。ピヨピヨ、ピヨピヨって。それはもう、『ぜんぜん大丈夫よ』というしるし。『どんどん泣きなさい。子供は泣くのが仕事ですよ』というボタン」。

イノッチは、子育てを応援したいという気持ちもあっても、バスや電車などの中などでは、なかなか当人に声をかけられないのではないかと指摘。「(当人を)見ちゃうと、にらんでると思われちゃうから、つい目をそらす。でも、気持ちとしてはみんな、『大丈夫だよ、大丈夫だよ』と思っているんだけどいえないから、ひよこボタン」と、アイデアが生まれたきっかけを紹介した。

また、ボタンは電車や飛行機そのものに取り付けなくても、持ち運びできるものであってもいいのではないかとも話した。スマホアプリなどで実現できそうだ。

【UPDATE】アンドロイドアプリの「ひよこボタン」が19日にGoogle Playに登録されている。(10/19 20:07)