大地震発生、二次災害を防ぐための手引き

電気・ガスがないときに便利なものは?
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6月18日(月)7時58分頃、大阪府で最大震度6弱を観測する地震がありました。18日9時30分現在では、余震とみられる震度1以上を観測した地震8回発生しています。

揺れの強かった地域では、家屋の倒壊や土砂災害などの危険が高まっているおそれがあります。やむを得ない事情がない限り、危険な場所には立ち入らず、身の安全を図るようにしてください。

今回の地震では、停電やガスなどのライフライン停止が相次ぎました。特にガスは自動的にガスの供給を止める「自動遮断装置」が作動し、大阪ガスによると午前9時現在、大阪府の高槻市と茨木市の合わせて約10万8000戸でガスの供給が止まっているようです。

電気やガス、水道などのライフラインが止まった場合に備えて、普段から飲料水や保存の効く食料などを備蓄しておきましょう。

過去の事例では同程度の地震発生が1~2割あることから、一週間程度は最大震度6弱程度の余震が発生するおそれがありますので、注意してください。

関連する二次的災害の起こる可能性を理解して、それを回避するための知識と対策が『東京防災』に掲載されているので紹介致します。

 

1)揺れが収まってから行動する

慌てて外にでると、転倒したり、落下物やガラス破片などによるケガの原因となります。揺れが収まっても、負傷しないよう、散乱したガラス・陶器の破片などに注意しましょう。

2)出口を確保する

揺れが収まったときにいつでも避難できるように、部屋の窓や戸、玄関のドアを開けて出口を確保しましょう。

3)火元を確認する

火を使っているときは、揺れが収まってから、慌てずに火の始末をしましょう。出火したら、落ち着いて初期消火に当たりましょう。

4)ガラスや塀から離れる

屋外にいたら、瓦の落下、ガラス破片の飛散によるケガ、ブロック塀などが崩れて押しつぶされることがあるので近づかないようにしましょう。