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「20時以降の残業」や「22時以降の飲み会」を禁止。伊藤忠商事の働き方改革が社員にもたらしたこと

2014年5月より「朝型勤務制度」を正式導入した伊藤忠商事。「働き方改革」の効果や、社員・元社員からの評価をまとめました。
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USA, New Jersey, Jersey City, Portrait of woman waking up
Jamie Grill via Getty Images

2014年春からスタートした「朝型勤務制度」が話題となり、さまざまなメディアで取り上げられたことが記憶に新しい伊藤忠商事。導入から2年余、その効果は出ているのでしょうか? 伊藤忠商事の朝型勤務制度をはじめ、社員に対する取り組みにフォーカスします。

2014年5月から朝型勤務制度を導入

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伊藤忠商事は、2014年5月より朝型勤務制度を正式導入しました。これは、より効率的な働き方を目指した伊藤忠流の「働き方改革」。原則として20時以降の勤務を禁止し、22時以降の深夜勤務は禁止するというものです。やむを得ず20時以降の勤務が必要な場合は事前の申請で認めていますが、翌日朝の勤務を奨励しています。5時から8時までの早朝勤務時間には、深夜勤務と同様の割増賃金をインセンティブとして支給。8時前に始業した社員には、健康管理の観点から朝食が支給されます。

この取り組みの結果、2012年度には約30%だった20時以降の退館が、導入2年後にあたる2015年度には約6%にまで減少。逆に、2012年度には約20%だった8時以前の入館が、2015年度には約40%に倍増しています。企業分析・研究レポートによると、社員・元社員の回答者の平均勤務時間は、残業時間が月あたり20〜40時間となる9〜10時間となっています。比較的少ない残業時間は、この取り組みの表れかもしれませんね。

ちなみに飲み会のときはどうするの?

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伊藤忠商事の企業分析・研究レポートを見ると、飲み会率の高さに目が行きます。上司との飲み会が多いと答えた人は60%、同僚との飲み会が多いと答えた人は64%と、なかなか高頻度であることがうかがえます。こういった場合、朝型勤務には響かないのでしょうか?

調べてみると、きちんと飲み会対策が取られていることがわかりました。その名も「110運動」。社内の飲み会や会合は一次会のみで22時までに終え、帰宅して翌日以降の業務に備えることが推進されているそうです。このルールがあれば、翌日の仕事を心配せずに飲み会にも参加することができますね。

キャリア支援・サポートも万全!

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企業分析・研究レポートによると、伊藤忠商事の社員の定着性への納得度は76点。働き続けやすい環境が整っていることが伝わってきます。同社は、2001年に社員全員を対象とした「キャリアカウンセリング室」を日本で初めて設置しました。将来のキャリアや職場の人間関係などに不安が生じたとき、いつでも専門家に相談することができます。

2007年から数年ごとの研修後に若手社員がカウンセリングを受けるようにしてからは、多くの社員が気軽に訪れる部屋となったそうです。そのほか、伊藤忠商事では社員自らがキャリアプランを考え、上司と話し合いを行う「キャリアビジョン面談」を年に1回実施しています。このように、入社後のキャリア支援やサポートがしっかりしているのが伊藤忠商事の魅力のひとつ。このような環境下で働く社員・元社員たちはどのようなところに働きがいを感じながら、日々の業務を行っているのでしょうか。クチコミを見てみましょう。

■伊藤忠商事の社員の声はこちら

[20代 / 女性 / 元社員(非正社員) / 企画・事務・管理系]

関わっているプロジェクトにもよるが、非常に社会貢献度の高い仕事を多く抱えている為、日々やりがいを感じながら仕事をできる。

それに対する評価もきちんとしている為、さらに上を目指そうという向上心を持てる環境であると感じる。

[20代 / 男性 / 元社員(正社員) / 営業系]

若手のうちから仕事を任して貰える。というよりも、一人ひとりの仕事量が多い為、仕事がどんどん回ってくる。また同期、先輩社員の能力が非常に高い為、切磋琢磨でき、自分自身を磨くことができる。また営業を通して得た人脈は将来企業や転職する際に活きてくると思う。

[20代 / 男性 / 元社員(正社員) / 営業系]

伊藤忠に入社して何が楽しいかというと、多くの国の多種多様な文化を持つ人々と触れ合いながら仕事ができることです。常に海外にアンテナを張りながら、いざという時はすぐに飛行機に飛び乗って、顧客との交渉のため世界を駆け巡ります。この前はオーストラリア、その前はアフリカ、そんな環境ですね。正直、語学は全然得意ではありませんが、気持ちで、ハートで突破します。

チームで仕事をしていると感じさせてくれるのも、この会社の魅力です。若手もベテランも関係なく自由闊達に意見を交換し、ともに笑ったり泣いたりしながら、助け合って励まし合う。誰も頭ごなしに否定しないし、色んな意見を享受していく頭の柔らかい人たちが多いです。優秀な上司・部下に囲まれながらチームワークを発揮する、これほどの醍醐味はありません。互いに信頼し、認め合っている集団の中で仕事をするのは正直、楽しいです。

[50代 / 男性 / 元社員(正社員) / 営業系]

個人の能力を出すことができる。取引先に自分の考えを提案できます。そのプレゼンは最終製品まで自分で管理して、コスト等すべてを提案できます。その為の知識等を学べなければなりませんが、それなりの楽しみがあり人間関係も深められます。

スケールの大きな仕事であることが書かれたクチコミも多く、世界を股に掛けた活躍を目指したい人には最適な企業であることが伝わってきました。働き方も、仕事の内容も世界基準! 今後の発展からも目が離せなそうです。

いかがでしたか? そんな一流商社の年収が気になる人は、こちらから年収のクチコミもチェックしてみてくださいね。気になる英語研修などについてもクチコミが寄せられていますよ!

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