【流行語大賞】2014年のトップ10は? 大賞は「ダメよ〜ダメダメ」と「集団的自衛権」(画像)

年末恒例の「2014ユーキャン新語・流行語大賞」の年間大賞とトップ10が11月1日に発表された。トップ10は、ユーキャンの発表した受賞理由とともに画像で紹介する。
Open Image Modal
時事通信社

年末恒例の「2014ユーキャン新語・流行語大賞」の年間大賞とトップ10が12月1日に発表された

年間大賞は、お笑いコンビ・日本エレキテル連合の「ダメよ~ダメダメ」と「集団的自衛権」(受賞者辞退)の2語に決定した

トップ10は、ユーキャンの発表した受賞理由とともに画像で紹介する。

年間大賞 ダメよ~ダメダメ
時事通信社
“不思議な世界観のコントを披露する女性お笑いコンビ日本エレキテル連合橋本小雪さん(写真左)と中野聡子さん(同右)”
年間大賞 集団的自衛権
TORU YAMANAKA/AFP/Getty Images
受賞者辞退
ありのままで
ディズニー映画「アナと雪の女王」
“ディズニー『アナと雪の女王』チーム。ディズニー・アニメーション・スタジオによる3Dコンピュータアニメーションのミュージカル映画『アナと雪の女王』が大ヒット”\n\n(写真は映画「アナと雪の女王」の一場面)
カープ女子
時事通信社
“野球にあまり興味がなかった女子高生が、熱烈なカープ女子に変貌をとげる漫画『球界ラヴァーズ』の作者石田敦子さん。そして、「カープ女子」神3(スリー)と呼ばれる大井智保子さん、古田ちさこさん、天野恵さん”
壁ドン
映画『L♡DK』/YouTube
“映画『L♡DK』”壁を背にした一人に対し、向かい合って立つ一人が壁にドンと手をつき顔を接近させるポーズ。壁側に立つ人が女性、もう一人がイケメン男性という組み合わせで、女性憧れのシチュエーションとしてブームとなっている。最初に言い出したといわれるのは声優の新谷良子で、その後、少女漫画『L♡DK』が火をつけた”\n\n(写真は、映画『L♡DK』の予告編より)
危険ドラッグ
時事通信社
“一般公募で選定された新たな呼称について「国民にしっかり浸透」することで、非常に危険なものだと認識してもらうことを期待すると発言した元国家公安委員長の古屋圭司さん。「合法」や「ハーブ」などの柔らかい名称をまず変更して臨む、警察・厚労省の本気(マジ)度が世間に響き、この言葉は瞬時に浸透した”
ごきげんよう
Tomokazu Tazawa via Getty Images
“山の手言葉「ごきげんよう」を感情豊かな語り口で視聴者の心に印象づけ、明日への活力をもたらしてくれた美輪明宏さん。NHK朝の連続テレビ小説「花子とアン」でナレーションの美輪明宏が毎回終わりに言う言葉”
マタハラ
JGI/Tom Grill
“「働く女性とマタニティ・ハラスメント」の著者、杉浦浩美さん。2014年10月、妊娠後に降格されたのは男女雇用機会均等法に反するとして損害賠償を求めた訴訟で最高裁が降格は違法で無効との判断を示し、注目を集めた”\n(写真はイメージ)
妖怪ウォッチ
YOSHIKAZU TSUNO via Getty Images
“妖怪にとりつかれた親子を演出したソフト会社レベルファイブの社長・日野晃博さん。ニンテンドー3DSのゲームソフト”\n(写真は主要キャラクターのジバニャン)
レジェンド
ASSOCIATED PRESS
“スキージャンプ競技におけるレジェンド、葛西紀明さん。ゴルフ界のレジェンド、青木功さん。球界のレジェンド鉄人左腕投手、山本昌広さん”(写真は葛西さん)

【関連記事】

『新語・流行語』過去30年のトップ10
オヤジギャル(1990年)(01 of10)
Open Image Modal
男女雇用機会均等法が施行されたバブル全盛期に誕生。女性の「オヤジ化」現象を表した。漫画家の中尊寺ゆつこによる『スイートスポット』でオヤジギャルが描かれた。\n\n\n▽オヤジギャルズ \n歌手\n撮影日:1990年10月00日 (credit:時事通信社)
セクシャル・ハラスメント(1989年)(02 of10)
Open Image Modal
出版社に勤務していた女性が上司の男性を相手取り、日本で初めてセクハラを理由にした民事裁判を起こしたことをきっかけに広まった。\n\n\n法廷で初めてセクシュアル・ハラスメント(性的いやがらせ)が本格的に争われた裁判で全面勝訴し、支持者に内容を説明する弁護団(福岡市の福岡県弁護士会館)撮影日:1992年04月16日 (credit:時事通信社)
亭主元気で留守がいい(1986年)(03 of10)
Open Image Modal
『タンスにゴン』のCMから生まれた。「亭主達者で留守がいい」という言葉の「達者」を「元気」に置き換えヒット。\n\n\nTO GO WITH STORY \'JAPAN-JUSTICE-RIGHTS-SCHED-FEATURE\' This photo dated 11 July 2003 shows Japaness businessmen and women get out from a crowded commuter train at a Tokyo station. As the crackdown on molesters, called \'chikan\', on crowded trains has intensified over in Japan the last few years, so have the number of men who say they were falsely accused. Two years ago, the nation\'s largest railway operator JR introduced women-only carriages every night after 11 pm on one of its lines that passes through the business and entertainment district Shinjuku in Tokyo. AFP PHOTO/Yoshikazu TSUNO (Photo credit should read YOSHIKAZU TSUNO/AFP/Getty Images) (credit:Getty Images)
キャバクラ(1985年)(04 of10)
Open Image Modal
キャバレーとクラブを合わせた言葉。80年代の新ビジネス。新風営法施行後の風俗産業の生き残り作戦として生み出された。\n\nCS放送「エンタメ~テレ☆シネドラバラエティ」で放送中のキャバクラアイドル育成番組「アイドル☆ピット」のメンバーオーディションに参加した小蜜ことグラビアアイドルの副島美咲さん(中央)=6日、東京都渋谷区宇田川 撮影日:2013年08月06日 (credit:時事通信社)
自分で自分をほめたい(1996年)(05 of10)
Open Image Modal
アトランタ五輪・女子マラソンで銅メダルを獲得した有森裕子選手がレース後に語った喜びの言葉。\n\n\nATLANTA, GA - JULY 27: Yuko Arimori of Japan raises her arms as she crosses the finish line to take third place in the Olympic marathon 28 July in Atlanta. Arimori finished with a time of 2:28.39. Fatuma Roba of Ethiopia took gold and Valentina Egorova of Russia won the silver. (ELECTRONIC IMAGE) FOR EDITORIAL USE ONLY. (Photo credit should read IOP/AFP/Getty Images) (credit:Getty Images)
サポーター(1993年)(06 of10)
Open Image Modal
同年にJリーグが始まり、チームを応援するサポーターという言葉が浸透。\n\n\n決勝トーナメント・パラグアイ-日本戦のパブリックビューイングで、雨にもかかわらず懸命に応援する日本代表サポーター(30日未明、埼玉スタジアム)撮影日:2010年06月30日 (credit:時事通信社)
安全神話(1995年)(07 of10)
Open Image Modal
1995年、阪神・淡路大震災やオウム事件がおこり、行政や民間でセキュリティ・システムが機能しないことが明るみとなった。\n\n\nオウム真理教による地下鉄サリン事件で、地下鉄霞ケ関駅構内に入る消防庁化学中隊(東京・霞が関)撮影日:1995年03月20日 (credit:時事通信社)
格差社会(2006年)(08 of10)
Open Image Modal
バブル経済以降に深刻化した格差。\n\n\n\n新語・流行語大賞授賞式/受賞した山田教授 「格差社会」で入賞した山田昌弘教授(東京・千代田区)撮影日:2006年12月01日 (credit:時事通信社)
同情するならカネをくれ(1994年)(09 of10)
Open Image Modal
ドラマ『家なき子』で主役を演じた安達祐実が言った台詞。\n\n\n流行語大賞 1994年の「新語・流行語大賞」を受賞した(右から)イチロー選手、安達祐実さん。イチロー選手は「イチロー効果」、安達さんは「同情するならカネをくれ」で受賞(東京・丸の内の東京会館)撮影日:1994年12月01日 (credit:時事通信社)
がんばろうKOBE(1995年)(10 of10)
Open Image Modal
阪神・淡路大震災の後、当時の地元球団・オリックス・ブルーウェイブが『がんばろうKOBE』をスローガンに掲げ、被災者を勇気付けた。\n\n\n1995年日本新語・流行語大賞授賞式。「無党派(知事)(層)」で選ばれた青島幸男東京都知事(中央)と「がんばろうKOBE」で選ばれた仰木彬オリックス監督(左)(東京・千代田区丸の内の東京会館) (credit:時事通信社)
ハフィントンポスト日本版はFacebook ページでも情報発信しています