サラ・ペイリン氏、やっぱりトランプ氏の支持を表明 「イスラム国をぶちのめす」

元アラスカ州知事で、2008年の大統領選では共和党の副大統領候補だったサラ・ペイリン氏が1月19日、アイオワ州で、ドナルド・トランプ氏を支持すると表明した。
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Former Alaska Gov. Sarah Palin, left, endorses Republican presidential candidate Donald Trump during a rally at the Iowa State University, Tuesday, Jan. 19, 2016, in Ames, Iowa. (AP Photo/Mary Altaffer)
ASSOCIATED PRESS

元アラスカ州知事で、2008年の大統領選では共和党の副大統領候補だったサラ・ペイリン氏が1月19日、アイオワ州で、ドナルド・トランプ氏を支持すると表明した。ニューヨークタイムズが伝えた。

「あなたはアメリカを再び偉大にする準備が出来ている」と、ペイリン氏はトランプ氏を紹介した。支持者らに、トランプ氏が過激派組織「イスラム国」を「ぶちのめすだろう」として「彼は一匹狼だ。だからこんなに支持を得ている」と持ち上げた。

ペイリン氏はトランプ氏を長年にわたって支持してきた。トランプ氏が「イスラム教徒を完全に入国禁止に」と発言して問題となってからも、その態度は変わらなかった。2015年8月には、「選挙戦をぶっ壊している」と称賛していた。

2015年7月、トランプ氏はペイリン氏の業績を評価しているとして、もしトランプ氏が大統領に選ばれた場合、政権の要職に登用する意向を示していた

「私と似ているんだけど、ペイリン支持者の中には、私のことを必ずしもよく思っていない人がいる。私たちはそれが誰だか分かっている。だけど彼女の支持者は、非常に忠誠心が高い」。ペイリン氏がネット上でインタビューした際、トランプ氏は述べた。

アイオワ州では2月1日に共和党の党員集会が開かれ、2016年大統領選挙の候補者選びの手続きとなる各州ごとの予備選・党員集会の幕が切って落とされる。

共和党内の指名争いでトランプ氏を追うテッド・クルーズ氏の広報担当者は「もし彼女がトランプ氏を支持すれば、悲しいことに、命の尊厳であるとか、結婚観であるとか、部分出産中絶といったことについて、非常に革新的な考えを持つ人を支持することになる」として、ペイリン氏がトランプ氏支持を打ち出せば「ペイリン氏にとって打撃となる」と警告していた。

一方でクルーズ氏はこんなツイートをした。

私はサラ・ペイリンが好きだ。彼女が支持してくれなかったら、私は上院議員になれなかった。彼女が2016年にどんな行動をしようと、私は彼女の大ファンだ。

この記事はハフポストUS版に掲載されたものを翻訳、編集しました。

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