中村倫也と木下晴香がアラジン&ジャスミンに 6月公開の実写版『アラジン』“プレミアム吹替版”

起用の決め手は、「ホール・ニュー・ワールド」の歌声だった
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2019年6月に実写映画化されるディズニー『アラジン』の日本語“プレミアム吹替版”で、主人公のアラジン役と王女ジャスミンの声を、俳優の中村倫也と木下晴香がそれぞれ務めることが分かった。ディズニー公式サイトが4月10日、発表した

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実写版『アラジン』プレミアム吹替版でアラジンとジャスミンを演じる中村倫也さんと木下晴香さん
時事通信社

プレミアム吹替版は、キャストたちが、台詞だけではなく歌まで完全に吹替えるという。ジャスミン役の木下晴香さんは、今作が吹替初挑戦となる。

ディズニー公式は、2人の起用の最終的な決め手は、「ホール・ニュー・ワールド」の歌声だったことを明かした。「最高にロマンチックなシーンに流れる甘いアラジンの歌声と、初めての自由な旅を満喫するジャスミンの伸びやかな歌声がぴたりとはまっており、このシーンが象徴する二人の喜びと幸せを最大限表現していただいていた」とコメントしている。

アラジン役の中村倫也さん・ジャスミン役の木下晴香さんのコメントは、以下の通り。

中村倫也さん

「自分が携わる仕事で、感じたことのない感動がありました。小さい頃から知っている名曲に自分が歌って吹き込んだ完成版を観たとき、珍しく鳥肌が立ちましたね。アラジンはジャスミンを誘って一緒にいろんな世界を見て回ろうよという、優しさと強さ、ちょっとした強引さがありながら素敵な体験をさせてあげる・・・そういう幸せな気持ちやキラキラした感情がいっぱいのシーンになればいいなと思って吹替えをしました」

木下晴香さん

「(ジャスミン役に選ばれて)すごく嬉しいです。数あるディズニーの作品の中でも本当に大好きな作品の一つで、まだどこか信じられていない自分がいるのに、ここにいるこの状態・・・」

■ 主要キャスト2人の主な経歴は?

中村倫也さんは、2005年に映画「七人の弔」に出演。2014年に舞台「ヒストリーボーイズ」にて主演を務める。 同作により第22回読売演劇大賞優秀男優賞を受賞。近年では、NHK連続テレビ小説「半分、青い。」、日本テレビ「ドロ刑 -警視庁捜査三課-」にも出演。

2019年にTBS系列で放送された「初めて恋をした日に読む話」では、深田恭子演じる主人公・春見順子の同級生で、好意を寄せる山下一真役を演じ話題となった。

一方、木下晴香さんは1999年2月生まれの20歳。2017年、当時17歳で人気ミュージカル『ロミオ&ジュリエット』のジュリエット役に抜擢される。その後、2018年5月に開演したミュージカル「モーツァルト!」では、コンスタンチェ役を演じていた。