Jアラートとは? 「全国瞬時警報システム」はいつ使われるのか。避難時の注意点【北朝鮮ミサイル発射情報】

10月4日に北朝鮮が弾道ミサイルを発射。北朝鮮が「日本の上空を通過する形で」弾道ミサイルを発射するのは5年前の9月15日以来、通算7回目という。
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10月4日午前、北朝鮮から弾道ミサイルが発射された。NHKニュースなどの報道によると、弾道ミサイルは東北地方の上空を通過し、日本のEEZ(排他的経済水域)の外側の太平洋上に落下したという。

政府はJアラートで弾道ミサイル情報を配信し、対象地域の人々に対し建物の中に迅速に避難するよう呼びかけた。

Jアラートとはいったい何か。情報が配信されるのはどんな時なのかなど、詳細をまとめた。

Jアラートとは?

NHKニュースなどによると、政府はJアラートで「午前7時22分ごろに北朝鮮からミサイルが北海道、青森県の方向に発射されたものと見られます。頑丈な建物の中や地下に避難して下さい」と伝えたという。

そもそもJアラートとは、人工衛星を経由し、弾道ミサイルの飛来情報や緊急地震速報、津波警報などを送信し、受信した市町村が防災無線や携帯電話へのメールなどで情報を住民に伝えるシステムのことだ。

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Jアラートに関する説明
消防庁公式サイトより

政府がJアラートを使用すると、市町村の防災行政無線等が自動的に起動し、屋外スピーカー等から警報が流れるほか、携帯電話にエリアメール・ 緊急速報メールが配信される。

内閣官房の公式サイトでは、弾道ミサイル落下時の行動について詳細にまとめている。弾道ミサイルについて「発射からわずか10分もしないうちに到達する可能性もある」とした上で、Jアラートのメッセージが流れたら、状況に合わせて落ち着いて直ちに行動するよう呼びかけている。

特に屋外にいる場合は、近くの建物の中か地下に避難するよう求めている。

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弾道ミサイル落下時の 行動について
内閣官房公式サイトより

NHKニュースによると、北朝鮮が「日本の上空を通過する形で」弾道ミサイルを発射するのは5年前の9月15日以来、通算7回目。

北朝鮮が「事前に予告なく」日本の上空を通過する形で弾道ミサイルを発射したのは今回で4回目だという。

 

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