今季最強クラスの寒気、2月9日(月)に流れ込む

気圧の谷が通過後、9日(月曜日)は冬型の気圧配置が強まるでしょう。今季最強クラスの寒気が流れ込み、真冬の寒さが戻りそうです。体調を崩さないよう、お気をつけ下さい。
|

気圧の谷が通過後、9日(月曜日)は冬型の気圧配置が強まるでしょう。今季最強クラスの寒気が流れ込み、真冬の寒さが戻りそうです。体調を崩さないよう、お気をつけ下さい。

Open Image Modal

■ 7日(土曜日)

高気圧は足早に東へ移動し、本州付近に気圧の谷が近づく

九州は雲が広がりやすく、昼頃から広く雨雲がかかるでしょう。中国・四国~北陸・東海は天気は下り坂です。昼過ぎまでは晴れますが、夕方から雲が広がるでしょう。次第に雲が厚みを増し、夜になると雨や雪の降る所がある見込です。外出をされる際、お帰りが夜になる方は雨具を忘れないようにしましょう。関東から北海道は日中はおおむね晴れる見込みです。関東は夕方から雲が増えますが、7日いっぱいは天気の崩れはなさそうです。

■ 8日(日曜日)

本州付近を気圧の谷が通過。通過後は寒気が流れ込む。

九州と四国は天気が回復して、雲が多めながら晴れ間がある見込です。山陰から東北の日本海側は雨が降ったりやんだり。寒気の影響で次第に雪に変わるでしょう。近畿の太平洋側から関東の雨や雪は、お昼頃にはやむ所が多い見込みです。雨や雪がやんだあとは、北寄りの風がやや強まるでしょう。

■ 9日(月曜日)

冬型の気圧配置で最強クラスの寒気

山陰から東北の日本海側、北海道は断続的に雪が降るでしょう。北陸では雪の降る量が増えそうです。太平洋側は晴れる所が多いですが、厳しい寒さでしょう。札幌上空5000メートル付近では今シーズン12月に観測したマイナス43度がこれまで最も低い値でした。9日はそれよりも低いマイナス45度以下になる予想です。今季最強クラスの寒気が流れ込むでしょう。全国的に冷たい北寄りの風が強まり、真冬の寒さが戻りそうです。特に北陸、関東から北海道にかけては前日との気温差がかなり大きくなるでしょう。日差しがあっても厳しい寒さ。春はまだ少し先のようです。体調を崩さないようお気をつけ下さい。

Open Image Modal

【関連リンク】

Open Image Modal

Open Image Modal

Open Image Modal

藤野 勝成

気象予報士・防災士

流経大柏高校ラグビー部を卒業して、大学時代はサーフィンに熱中。

卒業後はオーストラリア、宮崎、湘南に移り住み、海と暮らしました。

「自分らしさ」で社会貢献を目指します!

趣味

サーフィン・ゴルフ