エミー賞でプロポーズ、感動広がる 監督が恋人に「私の妻と呼びたい」

壇上でロマンチックなプロポーズ。
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9月17日(現地時間)に開催されたアメリカテレビ界最大のイベント「第70回エミー賞授賞式」の舞台で、ドラマのようにロマンチックな出来事があった。バラエティスペシャル部門で監督賞を受賞した男性が、受賞スピーチ中に恋人にプロポーズしたのだ。

話題をさらったのは、アカデミー賞授賞式のディレクションを担当した経験もあるグレン・ワイス監督。監督賞の受賞スピーチで、2週間前に母親が亡くなったことを明かした。

ワイスさんは、恋人のジャン・スヴェンセンさんの名前を挙げ、「母はジャンが大好きでした。ジャンは私の人生を輝かせてくれます」と話し、「あなたのことを『恋人』とは呼びたくないのはなぜだかわかりますか?私の妻と呼びたいんです」と打ち明けた。

ジャンさんが壇上に上がると、ワイスさんは「私と結婚してくれますか」と、かつて父が母にプレゼントした結婚指輪を渡した上で、跪いてプロポーズした。ジャンさんは涙を浮かべながら頷いた。

まるでドラマのような感動的なワンシーンに、会場中が拍手と喝采に包まれた。

▼受賞スピーチは1分55秒ごろから