ルイ・ヴィトン、ディスプレイとハンドバッグが合体した「キャンバス」をお披露目

実用性は、意外とありそう?
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2019年は折りたたみ端末が大きな話題となっていますが、その背景には、当然ながら柔軟なフレキシブルディスプレイの存在があります。

スマートフォンのみならず、サイネージを含め幅広い用途が想定されているフレキシブルディスプレイですが、高級ブランドのルイ・ヴィトンが、そんなフレキシブルディスプレイを搭載したバッグ「キャンバス」のプロトタイプを披露しました。

ニューヨークで開催されたファッションショーで披露されたのは、シングルディスプレイとデュアルディスプレイの2モデル。米Engadgetの取材に対し、1920 x 1440のAMOLEDだと回答しています。ショーの中では、街の様子やブラウザらしき画像が映されていました。

広報担当者は、「このアイデアは、ハンドバッグをスマートフォンの拡張機能として考えるものだ」としており、スマートフォンのアプリから映像をコントロールしたり、外部ディスプレイとして使えるようなことも考えているのかもしれません。出先で使えるモバイルディスプレイがバッグと一体化していると考えると、意外と実用性はありそうです。

こういったファッション製品にフレキシブルディスプレイを組み込むのは、もちろんルイ・ヴィトンが初というわけではありません。たとえば、世界初の折りたたみ端末「FlexPai」を世に出したRoyoleは、ディスプレイを組み込んだ帽子やTシャツを販売しています。

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それでも世界的に有名なルイ・ヴィトンが手掛けるのはインパクトがあります。ルイ・ヴィトンは以前から、こういったテクノロジー製品をリリースしており、1月に995ドルのワイヤレスイヤホンを発売したのは記憶に新しいところです。

このキャンバスが実際に製品化されるのか、プロトタイプのまま終わるのかは分かりませんが、先のイヤホンの例を見ても、安い製品でないのは間違いなさそうです。

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