羽生結弦選手に「プレッシャーかけたくない」。仙台の老舗かまぼこ店の窓枠メッセージが優しかった

Twitterで募集したメッセージ案から一つを選ぶ予定でしたが...
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フィギュアスケート男子・羽生結弦選手の出身地、仙台名産の笹かまぼこの老舗「阿部蒲鉾店」が、自社の窓枠を使った応援メッセージを掲出している。

掲げたメッセージは「翔べ羽生選手 夢よ叶え!」。

同社の担当者によると、1月28日にTwitterで募集を呼びかけたところ、240ほどのアイデアが寄せられた。中には、中国語や英語、スペイン語での投稿もあったという。

その中から一つを選ぶつもりだったが、集まった投稿の内容や単語を集約、生かして決めたと担当者は説明する。

「最大公約数でこれに決めました。皆さんの気持ちが伝わってきて、一等賞がこれだとはとても言えませんでした」

「羽生選手に頑張って欲しいという気持ちもありますが、プレッシャーをかけたくもない。ただ、4回転アクセルを飛ぶことや、夢を叶えるために勝つとも言っているので、叶えてほしい」

そんな思いから、「翔べ羽生選手 夢よ叶え!」というメッセージに決めたと明かす。

遡ること2018年。羽生選手が平昌オリンピックで金メダルを獲得し、優勝パレードが仙台で開かれた際も、募集したメッセージを窓枠に掲げていた。

パレードのルートの東二番丁通りに、阿部蒲鉾店の本社が位置していたからだ。その時は「東北に希望を ありがとう」と掲げた。

担当者はこう振り返る。

「3.11があって、羽生選手が大きく活躍していくタイミングは、復興に向かっていく過程とも重なりました。羽生選手の活躍に私たちも支えてもらったという気持ちがあります。ありがとうと伝えたいという思いからでした」