謎の巨大穴、鉱山の近くに突如出現。ホワイトハウスに匹敵する大きさ。「底までかなり距離が…」

近郊の街の市長は、鉱山が原因の振動が日常的に起きていて「これまでに家や道路が破壊されている」と述べています
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チリのティエラアマリージャ郊外に出現した穴(2022年8月1日撮影)
JOHAN GODOY via Getty Images

この穴は一体どうやってできたのか…。チリのティエラアマリージャ郊外に、巨大な穴が出現した。

現場は、チリのアタカマ州にあるカナダの採鉱企業ルンディン・マイニングの所有地で鉱山に近い。首都サンティアゴから北部約665キロの場所に位置する。

チリの地質鉱山局によると、7月30日に最初に発見されたこの穴。直径はホワイトハウスの幅にも匹敵する25メートルで、深さ200メートルほどと見られる。

さらに地質鉱山局は8月2日、穴は当初考えられていたより大きく、直径32メートルほどあると発表した。

同局のデヴィッド・モンテネグロ氏は声明で「底までかなり距離があり、約200メートルほどだと見られます」「今のところ、穴底で物質は見つかっていませんが、大量の水があることが確認されました」と述べている。

一方、ルンディン・マイニングは8月1日の声明で、「発見後、このエリアはすぐに封鎖され、関連する規制当局に報告しました。人や機材、インフラに影響はありません」と発表した。

声明によると、同社はティエラアマリージャでの採掘活動を一時的に停止している。また、穴は現在のところ、安定しているという。

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JOHAN GODOY via Getty Images

これまでに怪我人や死者は出ていないものの、ティエラアマリージャのクリストバル・スニーガ市長は、ラジオ局ADNの取材で、街では鉱山活動が原因の振動が日常的に起きていると指摘。「これまでに家や道路が破壊されており、今日地面が壊された」と述べた。

Viceの翻訳によると、スニーガ市長は「発生した場所は農業用地ですが、同じことが住宅地や道路、学校で起きるのではないかと心配しています」「現在の最大の懸念は、住民を守ることです」と話している。

ルンディン・マイニングは、2021年7月にもトラブルを起こしている。ロイターによると、この時同社はチリの別の鉱山での爆破に関連して、運営許可違反で環境規制当局から起訴された。

スニーガ市長はADNの取材で「政府と地質鉱山局、そして会社は責任を持って、何があったのか、どうして起きたのかを迅速に調査するべきだ」と述べている。

ルンディン・マイニングのウェブサイトによると、同社は銅や金やニッケル、亜鉛などを採掘していて、ブラジルやアルゼンチン、スウェーデン、ポルトガル、アメリカなど、複数の国に鉱山を所有している。

ハフポストUS版の記事を翻訳しました。