ジェーン・フォンダ、がん治療中であることを公表。「幸運だけど、痛みも感じる」

フォンダさんは、白血球の中のリンパ球ががん化する「非ホジキンリンパ腫」だとSNSで明かしています
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ロサンゼルスで開かれたNetflix「グレイス&フランキー」のイベントに登壇したジェーン・フォンダさん(2022年4月23日)
Charley Gallay via Getty Images

アメリカ出身の俳優ジェーン・フォンダさんが9月2日、非ホジキンリンパ腫で化学療法を受けていると明らかにした。

これまでに2度アカデミー賞主演女優賞を手にしているフォンダさんは現在84歳。Instagramで「親愛なる友人の皆さん、個人的なことですが、私は非ホジキンリンパ腫と診断されて化学療法を受けています」と伝えた。

「これは治療可能ながんで生存率は80%なので、自分はとても幸運だと感じています」

国立がん研究センターによると、ホジキンリンパ腫は白血球の中のリンパ球ががん化する病気だ。

フォンダさんは投稿で、高価な治療を受けられる自身の立場を「特権だ」ともつづっている。

「私は健康保険に入っていて、最高の医師と治療を受けられるという点でも、とても幸運です。これは特権です。そのことに痛みを感じます。アメリカのほとんどの家庭ががんを経験するのに、その多くが私のような質の高い治療を受けられません。間違ったことです」

気候変動問題に熱心に取り組むことで知られているフォンダさんは、環境を守るための活動も続けると強調している。

「化学治療を6カ月受けていて、とても順調です。このがんで、気候変動のための活動が妨げられることはありません」

「とても重要な中間選挙が近づいています。気候を守る活動が拡大する中、私も必ず皆さんと一緒に選挙に行きます」

ハフポストUS版の記事を翻訳しました。