「他のSNSへのリンク禁止」Twitterが新規約を発表⇒数時間で削除

禁止対象とされていたSNSはFacebook、Instagram、Mastodon、Truth Social、Tribel、Post、Nostrの7つ。違反者はツイートの削除を要求されたり、アカウントが一時凍結されたりする場合があるとしていました。
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サンフランシスコのTwitter本社に掲げられたロゴマーク
Anadolu Agency via Getty Images

Twitter社は日本時間12月19日、他のSNSへのリンクを投稿することを禁止する規約改定を発表したが、数時後に新規約の告知ページ告知ツイートが削除された。

Twitter社の公式アカウントは日本時間午前2時37分に「Twitter での特定のソーシャル メディア プラットフォームの無料プロモーションは許可されなくなります」として規約変更をアナウンスした。

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規約変更を告知するTwitter社の連続ツイート
Twitter

リンクされた告知ページによると、禁止対象とされたSNSはFacebook、Instagram、Mastodon、Truth Social、Tribel、Post、Nostrの7つ。違反者はツイートの削除を要求されたり、アカウントが一時凍結されたりする場合がある。違反が続く場合は永久凍結される。

さらに、プロフィール欄にリンクを貼ること、「Linktree」「Lnk.Bio」など複数のSNSへのリンクをまとめられるサービスのURLを投稿することも同様に禁止していた。

■Twitter創業者も批判。新規約は「意味がない」

このうちMastodonは16日から複数サーバーのURLが投稿不可能になっていた。今回の規約改定が発表されるとSNSでは批判の声が上がった。Twitter創業者のジャック・ドーシーさんも禁止された「Nostr」へのリンクを貼った上で、規約変更を「意味がない」と指摘していた。

この記事を執筆中の日本時間午前10時50分ごろ、規約改定をアナウンスしたTwitter社のページが削除された。同午前11時50分ごろに、告知ツイートも削除された。

 

■Twitter社のオーナー、マスク氏は規約変更を謝罪か

Twitter社を所有するイーロン・マスクさんは日本時間午前8時17分、「今後、主要な規約変更に関して投票が行われる予定です。謝罪します。二度と起こりません」とツイートしていた。