平手友梨奈がHYBEの新レーベルに移籍。世界を目指すための選択か

平手友梨奈が新たなステップの舞台として選んだのは、BTSなどが所属するHYBE傘下のNAECO(ネイコ)だった

世界市場進出への大きな一歩となるか――。

俳優や歌手として活躍する元欅坂46のメンバー平手友梨奈さんが、BTSなどが所属する韓国の大手エンタメ企業「HYBE」の日本本社「HYBE JAPAN」が立ち上げた新法人「株式会社NAECO(ネイコ)」の一人目の所属アーティストになることが決まった。HYBE JAPANが12月21日に発表した。

平手さんは「より良い作品を届けたい」と新たな活躍の場にかける意気込みを述べている。

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平手友梨奈さん
NAECO

世界で活躍するための選択か

HYBEは、BTSのほかジャスティン・ビーバー、アリアナ・グランデなど、世界で活躍する名だたるアーティストが所属する企業だ。

HKT48の元メンバー・宮脇咲良さんも所属し、6人組ガールズグループLE SSERAFIM(ルセラフィム)のメンバー「SAKURA」として活動している

12月には、HYBE JAPANから日本発のグローバルグループ「&TEAM(エンティーム)」がデビューしている。

新たに設立された「NAECO」は、大きな海を意味する「OCEAN」の綴りを逆にしたもので、「打ち続ける波によって水の流れがひっくり返る様子と、継続的に自己変革を追求していくレーベルとしての事業方向性、アーティストの姿勢」が表現されているという。

また「大きな海のようなグローバル市場を開拓する」という意志も込められおり、HYBE JAPANは平手さんについて「『NAECO』に移籍することで、その活躍は日本を超えて、グローバルなステージへと拡がることとなります」と、世界市場進出への後押しを強調した。

平手さんは2001年生まれで、「てち」「てっちゃん」などの愛称で知られる。

14歳だった2016年に欅坂46でデビューすると、最年少でシングル『サイレントマジョリティー』のセンターを務め、その後脱退まですべてのシングルでセンターを飾り圧倒的な存在感を見せつけた。

2018年には映画『響-HIBIKI- 』に初主演して、日本アカデミー賞新人俳優賞をはじめとした数々の賞を受賞するなど俳優としても活躍している。

2020年にソロ活動を開始し、2022年に麻宮葵役で出演した韓国の人気ドラマ『梨泰院クラス』のリメイク『六本木クラス』では、演技やファッションが注目を集めた。

今回、ステップアップの場としてHYBE傘下のNAECOを選んだ平手さん。移籍に伴うメッセージは次の通り。

「この度HYBEの新レーベル『NAECO』(ネイコ)に所属となりました。より良い作品を届けられるよう、いろんなクリエイターの皆様とディスカッションをしながら一つ一つ取り組んでいけたらと思っています。よろしくお願いします」