紅白で初の大トリMISIAさん、けがから回復し大舞台へ。何があった?

MISIAさんは11月15日、TBSの報道番組「news23」のロケで落馬。胸椎棘(きょうついきょく)突起部を骨折し、全治6週間のけがを負った。
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MISIAさん
Getty Images

2020年を締めくくる第71回NHK紅白歌合戦で、自身初の大トリを務めるMISIAさん。

コロナ禍の今年は、医療従事者への支援を目的としたライブなど慈善活動にも熱心に取り組んでいた。11月には、報道番組のロケ中に大けがを負う事故があったものの、順調に回復して紅白出場に臨み、大役を果たす。

 

何があった?

MISIAさんは11月15日、TBSの報道番組「news23」のロケで落馬。胸椎棘(きょうついきょく)突起部を骨折し、全治6週間のけがを負った

当時番組の取材班は、MISIAさんが知的障害のある選手たちと乗馬をしながら交流するプログラムに参加する様子を取材していた。乗馬中のMISIAさんを撮影していた際、馬が突然スピードを上げ、落馬した。

MISIAさんは12月11日、公式サイトで、ファンらに向けて次のようにコメントを出した

<皆さまへ

この度は、ファンの皆さま、関係者の皆さまには、私のケガの件でご心配、ご迷惑をおかけしてしまい、大変申し訳ございませんでした。

おかげ様で、ケガの方も回復してきており、無理をせずに少しずつ歌っていきたいと思っています。

何よりも1ヵ月にわたる療養中には、皆さまからの沢山の温かい応援メッセージにとても励まされました。本当にありがとうございました。

新型コロナウィルスの世界的な感染拡大に見舞われた2020 年。
人と人とのソーシャルディスタンスはまだまだ必要な今ですが、ココロの距離はグッと近く皆さまに歌を届けていきたいと思っています。>

 

慈善活動に奔走

新型コロナウイルスの感染拡大の影響が続く中、MISIAさんは慈善活動にも積極的に取り組んでいた。

9月には、医療従事者への支援を目的とした限定ライブを開催した。さらにチャリティーアルバム『So Special Christmas』を11月に発売。アルバムの収益の一部は、知的障害のある人たちにスポーツトレーニングの機会や競技会を提供する公益財団法人「スペシャルオリンピックス日本」に寄付される。

このほか、ライブハウス支援のツアーや、コロナ対応に当たる医療機関へ弁当を届けるプロジェクトなども実現した。

 

レインボーの演出に反響

MISIAさんは2019年のNHK紅白歌合戦にも出演した。紅組のラストとしてステージに上がった際、ドラァグクイーンのダンサーたちと共演。LGBTQのシンボルカラーである虹色を取り入れた演出をして、LGBTQの人たちへの共感を示したパフォーマンスが大きな反響を呼んだ。

4月にあった東京レインボープライドのイベントで、MISIAさんは紅白の視聴者から届いた感想の中で印象に残った言葉を紹介した

「毎年紅白で、“赤が女性、男性が白”っていう二色の世界がある中で『じゃあ自分はどっちも入れないのかなって、とても寂しい気持ちで見ていたけれど今年は違いました』っていうコメントがあって。ああそうか、二色っていう部分に傷つけられた人はいたんだなあってすごく思いました」

出演者や観客にもレインボーフラッグを持ってもらった演出について、「皆さんにちゃんとご理解とご協力をいただけたことは、『みんなで多様性を認め合って』という大きなメッセージにつながったと思います」と振り返っていた。

事故に遭いながらもけがからの復帰を果たし、自身初の紅白大トリを飾るMISIAさん。TBSのドラマ『義母と娘のブルース』の主題歌としても注目された『アイノカタチ』を披露する。 

MISIAさんは紅白の曲順が発表されたことを受け、公式サイトで次のように意気込みをつづった

<私たちの日常が大きく揺らいだ2020年。これまでの当たり前が、当たり前ではなくなったこの1年。

それぞれが、それぞれのアイノカタチを模索して歩んできたこの年の締めくくりに、紅白歌合戦で歌をうたわせていただくこととなりました。

大トリで歌うということを聞いた時は、大役への緊張と共に、間もなく訪れる2021年が皆さんにとって明るい希望に満ち溢れた1年になるよう、
そして皆さんにそう強く感じてもらえるよう、心を込めて歌いたい、そんな想いが溢れ胸がいっぱいになりました。

今年は『アイノカタチ』この一曲に、ありったけの想いを込めて歌いたいと思います。>