異色のグルメ番組『ハイパーハードボイルドグルメリポート』は、なぜ人の心を掴むのか? 生みの親・上出遼平さんに聞く

世界の“ヤバい”人たちの食卓に密着するグルメ番組。熱狂的な人気を集めています。
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「ハイパーハードボイルドグルメリポート」より
(C)テレビ東京

テレビ東京で不定期に放送されるグルメ番組、『ハイパーハードボイルドグルメリポート』。リベリアの元少年兵、ロシア・シベリアのカルト教団、ケニアの台湾マフィアの組長など、世界の“ヤバい”人たちの食卓に密着する異色の番組で、熱狂的な人気を集めている。

企画を立ち上げたテレビ東京のプロデューサー・上出遼平さんは、現在31歳。ハンディカメラやGoProを片手に、たった一人で取材を行う。3月19日には、これまでの取材記をまとめた書籍『ハイパーハードボイルドグルメリポート』が出版された。

「悪いやつらをただの『悪いやつら』として描かない。マスメディアの中の小さな良心の一つとして、こういう番組をやりたいと思っています」と上出さんは語る。どんな思いを込めて、この番組を作るのか。話を聞いた。

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上出遼平さん
Aya Ikuta / HuffPost Japan

「何でもあり」のバラエティで伝えたかった

《「ハイパー ハードボイルド グルメリポート」は2017年から、ゴールデンの時間帯を含めてこれまで7回、放送された。4月1日にはフィリピンの「炭焼き村」に密着した新作が放送に。 過去の放送回はTVerNetflixAmazon Prime Videoで見ることができる。

過去の放送では、内戦が続いたリベリアの元少年兵やロシア・シベリアの村で共同生活を送るカルト教団、ケニアの巨大なゴミ山で暮らす青年、ボリビアの鉱山労働者など、さまざまな人を取り上げた。

ジャンルとしては「バラエティ」や「グルメ」番組だが、内容はドキュメンタリーに極めて近い。派手な演出は少なく、カメラを回すディレクターは時に取材相手と食事をともにしながら、彼らのリアルな声を聞き出していく。》

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ケニアのナイロビにある巨大なゴミ山も取材した。
(C)テレビ東京
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ロシア・シベリアの「カルト教団」が暮らす村にも密着。“イエスの生まれ変わり”と称する教祖の元に2000人もの信者が集まり、外界と隔離された共同生活を送っているという。
(C)テレビ東京

――「ヤバい世界のヤバい奴らのヤバい飯!」というキャッチフレーズにはバラエティ要素を感じますが、実際に見てみると、ドキュメンタリーのようだと感じます。 

バラエティでこういうことをやりたいと思った理由はいろいろあるんですが、一番は、知ってもらいたいことがたくさんあった、ということにつきます。

世の中には、知らないがゆえに誰かを傷つけてしまうことってたくさんありますよね。学生時代、中国にある(元)ハンセン病患者の隔離村に行った経験がルーツになっているんですが、ハンセン病の患者さんと触れ合う中でそのことを痛いほどに感じました。

ハンセン病の後遺症は外見に現れます。僕もかつてハンセン病に罹ったおじいさんやおばあさんと初めて会った時は正直怖くて、握手をするのを躊躇ってしまいました。人々が彼らを敬遠し、治療薬が開発された今なお隔離したままでいるのは、この恐怖心が大きな原因です。

僕は、現代においてハンセン病は恐るべき病気でないと知っていたので、手を取って、一緒に飯を食うことができました。

“知らない”ということは、こういうふうにして人を苦しめます。

ハンセン病がどういう病気で、(元)患者たちはどういう状況に置かれているか、日本や政府は彼らに対して何をしたか。みんなが「知るべき」ことなのに、あまり知られていません。なぜかというと、みんな本音では知らずに生きていたいからではないか、と思ったんです。知らない方が“楽”ですから。

でも、メディアの人間としてはやっぱりそういうことを知ってほしいと思うし、知らせなくてはいけないと思うんですよ。

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Aya Ikuta / HuffPost Japan

それを知らせようとしているドキュメンタリーはたくさんあるんですが、正直に言うと、面白くないものも多い。見てもらうための工夫がなされていないとは言いませんが、ドキュメンタリーはそもそもその問題自体に興味を持っている人が見てくれることが多いですし、視聴率もあまり取れないというのが現実で。

興味を持っていない人にも知ってもらったり、伝えたりするためにはどうすればいいか。そう考えた時に、バラエティというめちゃくちゃ有力なツールを使うべきではないか、という発想が浮かびました。

バラエティは、文字通り「なんでもあり」ですよね。クイズからコントまで色々あります。その中で、世界の事象を人に見せる場合に一番フィットするなと思ったのが、「グルメ」というバラエティーの王道中の王道でした。

 

「彼らは悪いやつらなんじゃなくて、困っているやつらなんじゃないか」

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西アフリカ・リベリア共和国では、内戦に参加した元少年兵たちが暮らす墓場に潜入した。
(C)テレビ東京

――「無関心層」にも届けるために、報道やドキュメンタリーではなく、バラエティを選んだんですね。上出さんは、大学では犯罪学や少年法を学ばれていたと聞きました。 

この番組では、世間から「犯罪者」と言われるような人や、内戦で人を殺めたことがある人にも取材をしていますが、今やっていることは過去の経験と全部繋がっていると思ってます。

自分は、中学生くらいの時に道を外しまして...別にかっこいい不良になったわけでもなく、単純に悪いことをし始めただけなんですけど。すごくかっこ悪い少年期を送って、いろんな人に迷惑をかけて、人を傷つけて、なんとか大人になっていったという経緯があります。

当時の自分を正当化しようという思いは全くないんですが、その当時は自分なりにいろんな苦しみがあったんですよね。でも、なんで自分がそんなことになっているのか、それは全くわからないんですよ。もがいているというだけで。もがいていたら人を傷つけていたし、自分も傷ついていた。

いろんな世界を知っていくうちに自然と非行はなくなっていったんですが、大学時代に何を学ぶべきか考えた時に、なんで自分があんなことになってしまったのか知りたくて、法学部で少年の非行について学びたくなったんです。

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カリフォルニア州ロサンゼルスのギャングに密着した回より
(C)テレビ東京

――ご自身の経験や大学で学んだことが、今の番組づくりの原点になっているんですね。

そうですね。

難しい問題ですが、非行少年に関して気づいたことを挙げるなら、「彼らは悪いやつらなんじゃなくて、困っているやつらなんじゃないか」と思うようになりました。その考えをまず持つべきなんじゃないかと。 

「悪いやつら」だと決めつけた上で何かを考えようとしても、世界はよくならない。それを大学時代に学びました。

犯罪者にもいろんな事情があるんですよ、と言っているように聞こえるかもしれないけど...何が言いたいかというと、二元論ではないよ、ということです。

罪を犯したからこいつはオセロでいうと真っ黒。他の人は何もやっていないから真っ白。そうした方がわかりやすいから、思考停止して白黒つけようとするけど、世の中はそう単純なものではない、ということです。

二元論ではめ込んでいっても、必ずその境界線でどちらつかずのものが出てくる。世の中には白黒つけられない「グレーなもの」がいっぱいある。だからそのグレーの部分に目を凝らさないといけないのに、みんな楽をして見ないようになっています。

そして、なぜそうなっているのかと考えたら、僕は、テレビがその一助を担っているなと思うんです

――テレビがですか。

たとえば、不倫問題が起きたらテレビはタレントを袋叩きにしますよね。

視聴率が取れるから金にもなるし、誰かを叩くことでストレス発散にもなるし、その裏には「誰かをいじめたい」という人間の欲求がきっとあるんでしょう。民放テレビも営利団体ですから、誰が悪いとは言いませんが、でもそういうことばっかりずっとやっていたら、日本はえらいことになりませんか、と思うんです。 

その中で、僕としては白黒つけられない、グラデーションの部分を見せたい。悪いやつらをただ「悪いやつら」として見せることはしたくない、と思うんです。 

そのグラデーションを意識しようとするとあらゆるものが曖昧に見えてくるので、ものすごく体力も頭も使うんですけど...。(笑)だけど多分、必要じゃないですか。

だから、僕としては、マスメディアの中の小さな良心の一つとしてこういう番組をやりたいと思っています。

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ケニアにあるゴミ山のロケでは、18歳のジョセフに出会った。
(C)テレビ東京

 

「自分の身が守られていない世界で生きていく強さ」  

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ボリビアの鉱山で働く青年
(C)テレビ東京

――これまで、リベリアの元少年兵や台湾マフィアの組長、ブルガリアのキャビア密漁者など、取材が難しいであろう人たちを取り上げています。個人的には、ボリビアの鉱山で働く青年の話がすごく好きでした。

予算をかけられないので、この番組ではディレクター1人でロケをしているんですけど、ボリビアの回を担当したのは別のディレクター(渡邊永人・24歳)でした。

コカの葉を口いっぱいに入れて、酒を飲んでベロベロに酔っ払いながら鉱山で働いてましたね。あれは、いい取材でした。

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眠気覚ましのためにコカの葉を口いっぱいに含み、噛みながら仕事をしていた。
(C)テレビ東京
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銀が大量に採れたことを祝い、ジュース粉で作った酒を飲む。
(C)テレビ東京

――上出さんが一番印象に残っている取材はなんですか? 

一発目のロケで行ったリベリアが、やっぱり一番印象に残っています。

元少年兵たちが暮らす墓場を取材して、最終日にラフテーという女性と出会ったことで、この番組の形が完全に決まりました。ラフテーは売春で生活費を稼いでいたんですが、「飯を見せてほしい」と頼むと、仕事に行くから稼いだら一緒に飯を食おうと言ってくれました。

視聴者からの反響も大きかったんですが、初回にラフテーの存在がなければ、この番組はあそこまで人の心に触れることはできなかったんじゃないかと思います。

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リベリアで出会ったラフテー
(C)テレビ東京

――ケニアのゴミ山で暮らす18歳のジョセフの話もすごく好きでした。そして、番組を見ていて感じたのは、取材対象者を決して面白おかしく描かず、しっかりとリスペクトを払っているということです。

そこは難しいところで、取材対象者と僕の間には、間違いなく抗いがたい経済的格差があります。

その格差はないことにはできない。でも、お金持ちでも尊敬できない人がたくさんいるように、お金がなくたって尊敬できる人は当然たくさんいますよね。僕はそこを見たいなと思っていますし、ゴミ山に住んでいるジョセフのことを本当にすごいなと思うんです。

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ゴミ山に暮らすジョセフ
(C)テレビ東京

彼らは自分の身が守られていない世界で生きていく強さやたくましさを持ってる。憧れにも近いんですが、そういった生きる力を持つ人を本当に尊敬しているんです。

書籍に載せている写真にすごく気に入っているものがあるんですけど...ケニアのゴミ山で出会った少年が、アディダスのロゴのTシャツを着ていて。

三角形のロゴの一つだけ切り抜いているんですよ。これはたまたま手に入れた古着がそうだったのかと思ったら、そうではなくて、アディダスのロゴは全部こうしているんだと。「これが俺のスタイルだ!俺はこうやってアディダスを着るんだ」と言っていて。(笑)わけわからないけど、めちゃくちゃ面白いなと思いましたね。

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よく見ると...アディダスのロゴの一箇所が切り抜かれている。
(C)テレビ東京
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Tシャツを着ていたのは、左の男性。
(C)テレビ東京

――それは素敵ですね。 

日本は「こういう風にしなさい」という同調圧力も強いですし、服装一つとってみても、ある時期は流行りにのってみんな同じような格好をしていたりしますよね。

リベリアもケニアも、どこにいってもそこに暮らす人の服の着こなしに感心することが多いんです。ゴミ袋を羽織りみたいに着ててもサマになってて、それぞれが機能性を重視しながら、限りある資源の中から自分好みの服装をしてる。それが当たり前なんですよね。

もちろんどの国にもいいところと悪いところが一体としてあるので、海外に行ったら日本が嫌になるという単純な話ではないんですけど、そういった違いは常に感じながら取材をしています。

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(C)テレビ東京

 

「飯を分け合うというのはすごく喜ばしいこと」 

――書籍版に書かれていた、「取材をするときに、誰かを哀れむようなことだけはすまいと思っていた」という言葉も印象的でした。

彼らは哀れみの対象になりがちだし、僕みたいにエンターテインメントのコンテンツにしようというのは、「弱者を金にしていく」という作業に他なりません。それは十分承知していて、その葛藤と日々向き合いながら番組を作っています。

取材をしていると、飯の場面でよく「一口食べる?」と食事を分けてくれることがあります。Twitterでは、「なんで一口もらえるの?」とか、「貧しい人に飯をもらうなんてどういう神経しているんだ」とか言われるんですよ。

でも僕は、「当たり前だよ、もらうよ」と思うんです。僕たちはお客さんがきたら飯食っていきなよって言ったり、親しい人とご飯を食べていたら、「一口食べる?」って聞いたりするじゃないですか。

彼らが生きている世界が“異質”だから、「一口食べるか?」と言ってくれることに対して驚くんですけど、自分たちがご飯を食べる時にやっていることと同じことをやっているだけなんです。

彼らの一口が僕らの一口より貴重であることは間違いない。でも、飯を分け合うというのはすごく喜ばしいことで、その好意に対して「いや、結構です」ということは...その差別はやばいですよ、と思うんです。

たった一口のご飯を与えようとすることさえ奪おうとする。それはすごく暴力的でもあり、そういうところに差別が隠れているんじゃないかなと思います。

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フィリピンの「炭焼き村」で働く少年
(C)テレビ東京

 

「若い連中のコンテンツを低予算でも何かしら形にしてほしい」

《番組は、優れた番組に贈られるギャラクシー賞を受賞。少ない放送回数ながらもコアなファンを生み、NetflixやAmazon Prime Videoなどでもデジタル配信されている。

高い評価を受ける一方で、視聴率は「高いわけではない」という。「マスに向けて作るのが得意じゃないから、企画がなかなか通らない」と上出さんは話す。》

――入社後6年間企画を出し続けて、初めて実現した企画だと聞きました。

個人的に、「これは絶対に面白い、間違いない」という思いと勢い、気合いだけはあるんですけど。みなさんに見てもらえるものを作るとか、そういうことが苦手なんですよね。

AD歴は3年くらいだったんですが、平均からするとすごく短いので、幸運だったと思います。『世界ナゼそこに?日本人〜知られざる波瀾万丈伝〜』は立ち上げの時からアシスタントとして入り、番組ディレクターになって、テレビ的なスキルはそこでかなり学びました。

伝えたいと思うことを伝える手段を6年で身につけて、やっと世の中に広められた、という思いです。

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書籍版「ハイパーハードボイルドグルメリポート」より
Aya Ikuta / HuffPostJapan

――NetflixやAmazon Prime Videoでも配信され、ネット上でも熱い支持を得ています。視聴率以外の部分で高く評価されている番組なのではと思います。

書籍版も番組のファンの方に好評で、嬉しかったですね。

ただ、デジタル配信に関しては、テレビ局が配信の方でマネタイズをうまくやれているかというと、まだ課題が残っています。

テレビ局はどうしてもCMの広告収入依存のビジネスモデルが続いているので、結局は視聴率史上主義になってしまうんですよ。

この番組みたいに「広くは見られないが深く刺さるコンテンツ」を活かす手順はまだまだ未成熟だというのが現実です。今後はこういうものをどうやって金にしていくのか、テレビ局は考えていくと思います。そうしないとどんどん衰退していってしまいますから。

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Aya Ikuta / HuffPost Japan

――「テレビ離れ」「メディア不況」と言われる中で、上出さんのように若手の作り手が活躍していくことには希望を感じます。

いやいや。フリーで活躍している優秀な若手はたくさんいます。

ただテレビ局の話でいうと、みんな下降傾向なので、新しいことに投資することが難しくなってきてますよね。放送枠が決まっているので、そもそも挑戦できる場も少ないというネックもある。

そうすると、過去に数字が取れたもの、よそで数字が取れたものをやりだすんですよ。本当は苦しい時こそ未来に向けて投資をすべきなのに、それをやり始めたらもう復活の兆しはないのではないか、と思います。

アイデアがあってもそれを形にする場所も時間も金もない、というのがテレビ局の現状で、すごくもったいないことが起きています。くすぶっている若手がたくさんいるので、テレビが生き残るためには、僕より若い連中のコンテンツを低予算でも何かしら形にして世に問うてみるということをしてほしい、と強く思います。

それで、ネットの小さなチャンネルでいいから、少しでも跳ねたらちゃんと投資をしてほしい。もう使い古されたアイデアだけでやっていける時代じゃないですから。諦めずに新しい挑戦をすることで、テレビ局が生むコンテンツは変わっていくはずだと思います。

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上出遼平さん
Aya Ikuta / HuffPost Japan

▼書籍情報

ハイパーハードボイルドグルメリポート

朝日新聞出版より発売中