トトロとあのキャラがバスを待つ…ジブリ公式のコラボ絵が「夢のような世界線」と話題。一体なぜ?【画像集】

『モンスターズ・インク』とスタジオジブリの公式Twitterのコラボ絵が話題。『金曜ロードショー』にちなんだものだとみられます。
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となりのトトロ
スタジオジブリ

「公式!?」「え、なに、夢のような世界線...」「かわいすぎる」「情報量が多い」

スタジオジブリの公式Twitterが8月5日に投稿したイラストに、多くの反響が集まっている。

一見するとスタジオジブリの名作『となりのトトロ』(1988年)のポスタービジュアルのようだが、トトロの左隣にいるのは少女ではなく、ディズニーとピクサーが製作したアニメ映画『モンスターズ・インク』のキャラクター、サリーマイク。右隣には『金曜ロードショー』でなじみ深いフライデーおじさんがいる。映写機を回すオープニング映像は、ジブリが制作したことで知られる。

この驚きのコラボイラストは金曜ロードショーでこの日、『モンスターズ・インク』が放送されることにちなんだものだとみられ、正午時点で3万件を超えるいいねが寄せられている。

 

◆実はピクサーと関係が深いトトロ

実は、スタジオジブリとピクサーは元々関係が深いことで知られる。ピクサーの人気作『トイ・ストーリー3』には物語の途中、複数の場面でトトロが出演。

同作プロデューサーのダーラ・アンダーソン氏は当時、トトロの出演について、「ピクサーとスタジオジブリは長年の友情で結ばれています。宮崎監督に相談したところ、おもちゃとして出演させることに、快諾をいただきました。(トトロの登場は)宮崎監督へのオマージュです」と語っていた

ハリウッド・レポーターによると、ピクサーの共同創始者であるジョン・ラセター氏は2014年、東京国際映画祭の特別基調講演で宮崎駿氏に対し敬意を示している。

 

◆これまでもコラボが

スタジオジブリはこれまでも、サリーとマイク、トトロが並ぶイラストを公開してきた。8月5日に投稿されたものは5月1日のものと異なり、背景が本棚風になっている。

 

2021年4月には、『モンスターズ・インク』を製作したピクサーに対して、「ピクサー大好き」と突然の告白をして話題になった

投稿には、スタジオジブリ製作の映画『アーヤと魔女』に登場する主人公の女の子・アーヤが、サリー、マイク、トトロが並んで立っているポスターを見つめる写真が添えられていた。