志村けんさんが『エール』に出演 『あさイチ』近江アナが涙「ちょっとびっくりしちゃいました…」

5月1日放送のNHK連続テレビ小説『エール』で、志村けんさんが出演したシーンが放送された。
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志村けんさん=2016年
時事通信社

5月1日放送のNHK連続テレビ小説「エール」で、志村けんさんが出演したシーンが放送された。志村さんは新型コロナウイルスに感染し、肺炎のため3月に亡くなった

この日の放送では、作曲家を目指す主人公・古山裕一(窪田正孝さん)と婚約者の関内音(二階堂ふみさん)が演奏会を成功させる様子が放送された。

終盤、場面は急に薄暗い執務室に。志村さん演じる登場人物が厳しい顔で、裕一の演奏会に関する新聞記事を見ながら、「本物かまがい物か楽しみだね」とつぶやき、放送は終わった。

オリコンによると、志村さんは西洋音楽の作曲家・小山田耕三役を演じている。作曲家を目指す裕一に影響を与えていく存在になりそうだ。

この日の番組のオープニング映像には「志村けんさんは3月にお亡くなりになりました 謹んで哀悼の意を表します」とテロップが表示されていた。

 

近江アナ「誰かと思いをシェアしたいのに」

志村さんの登場直後の放送となったNHK「あさイチ」では、近江友里恵アナウンサーが涙目で登場。

「ちょっとびっくりしちゃいましたね、最後」と話し、声をつまらせた。

近江アナと一緒に番組キャスターを務める博多華丸・大吉の2人は、新型コロナウイルス感染防止のためリモート出演中。

ここで、華丸さんは画面の中から「名曲『東村山音頭』を作られた方ですね」とぼけ、大吉さんが「多分違いますよ。待っても、待っても『いっちょめ(一丁目)、いっちょめ(一丁目)』は言わないと思います」と突っ込み、明るい雰囲気に。

近江アナはドラマの感想を口にし、時折涙を拭きながら、「一人しか(スタジオに)いないの寂しいんですけど。こんな時に華大さんがいない。誰かと思いをシェアしたいのに、一人ぼっちで寂しいんですけどね」と話していた。