黒人男性を死亡させた警察官が辞職。「誤って撃ってしまった」と主張していた

ダンテ・ライト氏に発砲したキム・ポッター警察官が辞表を提出。「すぐに辞職した方が良いと判断した」
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辞職したキム・ポッター警察官
Star Tribune via Getty Images via Getty Images

黒人のダンテ・ライト氏が、ミネソタ州ミネアポリス近郊のブルックリンセンターで警察官に撃たれて死亡した件で、ライト氏を撃った警察官が辞職した。

ライト氏に発砲したキム・ポッター警察官は、4月13日に市に辞表を出した。

ポッター氏は4月11日に、職務質問中だったダンテ氏に発砲。その後ダンテ氏は死亡した。

発砲後、ポッター氏はテーザー銃を使うつもりだったと弁明した。また、調査が終了するまでは休職扱いになっていた。

ポッター氏は辞表で「私は警察官としての仕事を心から愛していました。そしてコミュニティに貢献することが何よりの喜びでした。しかしコミュニティや警察、同僚にとって最善の利益を考え、すぐに辞職した方が良いと判断しました」と記している。

ダンテ・ライト氏を銃撃した警察官が辞職しました。キム・ポッター氏が市に提出した辞職願です。

ブルックリンセンター警察のティム・ガナン署長も辞職した。ガナン署長は12日に開かれた記者会見で「警察官は誤発砲でライト氏を撃った」と説明していた。

さらにブルックリンセンター市議会は12日、警察職員の責任者であるシティーマネジャーのカート・ボーガニー氏を解任し、マイク・エリオット市長を警察の責任者に据えた。

解任されたボーガニー氏は12日の記者会見で「発砲した警察官の懲罰についてはしかるべき法の手続きを踏む」と述べていた。その一方でエリオット市長は、発砲した警察官を解任すべきだと主張していた。

相次ぐ銃撃に抗議

ポッター氏は11日に、職務質問中に急に車内に戻る様子を見せたライト氏に対して、何度か「テーザー銃!」と叫び、発砲した。

ライト氏の車は数ブロック先まで進んだ後に別の車に衝突し、ライト氏は現場で死亡した。

ライト氏が発砲された現場は、2020年にジョージ・フロイド氏が白人の警察官に首を押さえつけられて死亡したミネアポリスから近い。

アメリカでは警察官の関わる黒人の死亡事件が相次ぐ。ライト氏の死が亡くなった11日にはブルックリンセンターで警察への抗議活動が起きた。

ハフポストUS版の記事を翻訳しました(翻訳:Satoko Y )。