子どものとき予防接種せず、大人になって「はしか」になった男性。今みんなに伝えたいこと

アメリカでもワクチンの議論は注目されている。
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ワクチン イメージ画像
SHUTTERSTOCK / CREATIVA

2016年、シカゴ在住の30歳のソフトウェアの製品責任者であるジョシュア・ネリウスさんは、はしかに感染しているとの診断を医師から受けた。 救急治療室から母親に携帯でメッセージを送ったところ、彼は子供の頃に予防接種を全く受けていなかったことを初めて知った。

「激怒しました。僕の両親は、当時正しいことをしていたと思っていたのです。反ワクチン派の人たちにそう思い込まされていたんでしょう」と彼はCNNに話した。

ネリウスさんは、両親が反ワクチン派の会報を購読していたことを責めてはいないと言う。なぜなら、当時はワクチンの科学的背景について書かれた書物を得る手段が十分ではなかったからだ。しかし現代では、ネットに流れるワクチンに関する誤った情報のせいで両親が子供たちに予防接種を受けさせるのを拒否し、それが最近の一連のアメリカでのはしかの流行の一因となっていることに「苛立ちをを感じる」と話した。

「これに関する科学的根拠については決着がついているし、 解決済みなのです。現状をに目を向けてみると、この事実を故意に無視しようと決め込んでいる人々がいることに、苛立ちを感じます」と、ネリウスさんは話した。「恐怖を広めたがる人たちの物の考え方は、どうにも理解できません」

近年では、反ワクチン派がソーシャルメディアを利用し、ワクチンが自閉症を引き起こすなどといった虚偽の主張を含む、ワクチンに関する誤った情報を拡散している。

保健機関の職員らは、誤った情報と反ワクチン派の保護者が子供に予防接種を受けさせないことが最近のはしかの流行の一因となっていると警告を発し、感染の広がりを抑えることがますます難しくなってきていることを懸念している。

ワシントン州では、当局が1月に非常事態を宣言し、 報告されたはしかの症例のほとんどは、予防接種を受けていない子供であった。

2月には、18歳のイーサン・リンデンバーガー さんが、彼の反ワクチン派の母親の意に反して予防接種を受けたことがトップニュースとして報じられた。

この問題について3月初めに議会で証言したリンデンバーガーさんは、彼の母親の情報源は「主にFacebook」であると議員たちに証言した。

ハフポストUS版の記事を翻訳、編集しました。