ロンドンで暴行受けた女性カップルが当時の写真を公開「暴力が常態化してしまっている」

犯行に及んだ4人の男は、2人の女性を『レズビアン』と呼びながら、性行為の体位にも言い及んできたという
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ロンドンの深夜バスの車内で5月30日、女性の同性カップルが暴行され、ロンドン警視庁が10代の男4人を強盗と傷害の疑いで6月8日に逮捕した事件。

暴行を受けた女性が6日、自身のFacebookで当時の写真を公開し、同性愛者への理解を訴えた。

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暴行を受けたメラニア・ジェイモナトさんとパートナーのクリスさん
Melania Ps公式Facebook

暴行を受けたのは、メラニア・ジェイモナトさんとパートナーのクリスさんの2人。彼女らは5月30日、深夜バスで外出先から帰る途中に男4人に襲われ、暴行を受けた。

メラニアさんがFacebookで公開した写真には、メラニアさんとクリスさんが並んで座席に座っており、鼻や額など顔からは出血し、衣服も血まみれになった様子が映っている。

Facebookに公開された証言によると、犯行に及んだ4人の男は、メラニアさんら2人がキスをした後、キスをするよう要求するなどの嫌がらせが始まった。

メラニアさんは冗談で切り抜けようかと思ったが、犯行グループはコインを投げつけるなどの嫌がらせをし、その後、暴行がエスカレートしていったという。

メラニアさんは、「(彼らは)私たち2人を『レズビアン』と呼び、性行為の体位にも言い及んできた」と説明し「性的な対象とされることにうんざりしている」と綴った。

「私が最も心配しているのは、(同性愛者などへの)暴力が常態化してしまっていることなのです。だからこそ、ある種の衝撃を感じてもらうために、殴られて血まみれになった女性の姿を見せることが必要になるのです」と、写真を公開した理由に言及。

さらに、「(同性愛者である)自分たちが自ら立ち上がる時にこのような悲惨な事(暴行事件)が起こるので、私たちは口頭での嫌がらせや、性別に対する排他主義者や女性差別をする人、同性愛に嫌悪感を抱く者からの暴力に耐える必要があるのです」と心情を訴えた。