シュワルツェネッガー氏、マスク拒否は「愚か者」ピシャリと批判

俳優で元カリフォルニア州知事のシュワルツェネッガー氏、マスクを拒否する人に伝えたかったこととは

新型コロナウイルス感染防止のためのマスク着用を拒否する人たちが問題になってきたアメリカ。

俳優で元カリフォルニア州知事のアーノルド・シュワルツェネッガー氏はマスクを拒否する人たちに、厳しい目を向けている。

同氏は8月11日に出演したCNNの番組で「マスクをしない自由がある」という人たちを「愚か者だ」と批判。自由には責任が伴うと訴えた。

「マスクをしなければ愚か者だということになる」

番組で新型コロナについて聞かれたシュワルツェネッガー氏は、次のように答えた。

「自由には義務や責任が伴います。誰かに影響を与えるような時、『私にはXやYやZの権利がある』と一方的に主張することはできません」 

シュワルツェネッガー氏はさらにマスク着用義務を信号に例えて、次のように言葉を続けた。

「『私にこの信号で止まれと命じることはできない、私は信号を無視して通り過ぎる』と主張できる人は、1人もいません。そんなことをすれば、人を殺してしまうでしょう。それはあなたの責任になります」

シュワルツェネッガー氏は、同じことは新型コロナにも当てはまり、「マスクをしなければ、他の人に感染させ、相手が死んでしまう可能性もある」と指摘。

「マスクをしない自由はある、と主張することはできるだろうが、マスクをしなければ愚か者だということになる」と、厳しく批判した。

そして、危機的状況で周りや自分を守るために、自分の政治的な主義主張を脇に置き、科学者に耳を傾けてワクチンを打ち、マスクをしようと呼びかけた。

ハフポストUS版の記事を翻訳しました。