「父の誕生日を祝って」巨大看板に電話番号を載せたら大変なことに…

世界中から「ハッピーバースデー!」

父親の62歳の誕生日に、フロリダ州に住む2人の息子は、カードの代わりにもう少し大きなプレゼントを送った。

高速道路からハッキリ見える、巨大な看板広告だ。

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誕生日メッセージの掲載された看板広告
CBS PHILLY

クリス・フェリーさんの2人の息子たちは父親の誕生日を祝いたかったが、彼らはフロリダ州にいて、父親はニュージャージー州の自宅にいた。そこで彼らは巨大な看板広告を2000ドルでレンタルすることにした。広告には父親の顔と「父の誕生日を祝ってあげて。愛を込めて、息子たちより」というメッセージが掲載された。

そしてそれに、父親の電話番号も添えた。

その結果、フェリーさんの携帯には電話やメールがひっきりなしに届き続け、この広告は止むことのないプレゼントになった。

「アメリカのすべての州、ルクセンブルク、ネパール、ケニヤ、フィリピン、そしてインド洋の真ん中にある小さな島からも...電話がかかってきました」。フェリーさんは米メディアのInside Editionに語った。

人気トーク番組のホストも彼に電話したが、フェリーさんは電話に出られず。留守番電話のメッセージもいっぱいになっていた。

CBSニューヨークによると、フェリーさんは1万5000件以上の電話やメールを受け受信したと見ている。

息子のクリスとマイクにとって、このビルボードは子供時代に父親に仕掛けた悪ふざけの延長だった。

「息子たちはいつも、ウェイターやウェイトレスに今日が私の誕生日だと伝えたものです。誕生日じゃない日でも」

KYWラジオによると、フェリーさんはこのいたずらを楽しんだが、結局終わりのない電話に出るのを止め、留守番電話の応答も変更した。新しいメッセージは、「誕生日を祝う電話をくれてありがとう。本当に感謝しています...」

このプレゼントを父親は受けとめたようだが、一方で息子のクリスは来年これ以上のことをするのは難しいだろう、と感じている。

「わからないけど... もっと大きな看板広告を借りてみるとか」と彼はフロリダのWPBFテレビで語った。

フェリーさん宛には、まだまだ多くの電話がかかってくるだろう。CBSニューヨークによると、このビルボードは4月6日まで掲示される予定だという。

ハフポストUS版の記事を翻訳、編集しました。