『セックス・アンド・ザ・シティ』のミスター・ビッグ役俳優、性的暴行で告発される

アメリカの俳優、クリス・ノースはこの告発を否定している。
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クリス・ノース(2019年3月ニューヨーク)
Bruce Glikas via Getty Images

アメリカの大人気ドラマ『セックス・アンド・ザ・シティ』で、主人公キャリーのロマンス相手、ミスター・ビッグ役で知られるクリス・ノースに対し、2人の女性が性的暴行の被害を訴えている。

The Hololywood Reporter誌が12月16日に報じた記事には、リリーとゾーイという仮名の女性による、主張の詳細が書かれていた。

現在31歳のリリーは、2015年にニューヨークの今は無きナイトクラブ「No.8」で働いていたところノースに出会い、デートに誘われたという。リリーによると、ノースは彼女をレストラン「Il Cantinori」(ちなみにここは「セックス・アンド・ザ・シティ」シーズン4にも登場する)での夕食に誘い、その後ニューヨークにあるノースのマンションでレイプしたいう。

現在エンターテイメント業界でジャーナリストとして働くリリーは、この暴行事件の記憶を何年も心の奥に「埋めていた」と言い、自分の身元が公表された場合の反響を恐れていると同誌に語っている。

『セックス・アンド・ザ・シティ』の続編、『And Just Like That...』(アメリカでは12月9日に配信が始まっている)でノースがミスター・ビッグを再演しているのを見て、彼女の中の何かがうずいた、と話す。

現在40歳のゾーイは、2004年にカリフォルニア州ウェストハリウッドにあるマンションでノースにレイプされたという。The Hollywood Reporter誌に対し、彼女は当時25歳で、どうしていいか分からなかった、と話している。

同誌はゾーイの元上司の証言も掲載した。ノースから性的暴行を受けた当日、ショックを受けたゾーイから電話で報告があったという。UCLAレイプ・クライシス・センターのスタッフは、2006年にゾーイが同施設で治療を受けていたことを認めたが、加害者とされる人物についての詳細は明かさなかった。

ノースは、代理人がハフポストUS版に送ったemailによる声明で、この疑惑を否定。「何年も、何十年も前に出会った人物による私へのこの告発は、まったくの虚偽です」「これらの話は、30年前のものだったり、30日前のもかもしれません。Noはどんな時でもNoを意味する、という常識的ラインを私は超えていません」と話し、「合意の上でした」と続けた。

「これらの話が出てきたタイミングを疑わざるをえません。なぜ今になって表面化したのかは分かりませんが、これだけは分かっています。私は彼女たちに暴行をしていません」と語った。

ノースは、今話題となっている『セックス・アンド・ザ・シティ』の続編『And Just Like That...』でMr.ビッグを再演している。同ドラマはアメリカですでに配信が始まっており、日本ではU-NEXTで12月29日から配信される。

ハフポストUS版の記事を翻訳・編集・加筆しました。