子ども時代「性的な視線」を大人たちから向けられていた。元人気子役が振り返る

『ミセス・ダウト』などに出演したマーラ・ウィルソンさんが、性的な対象として見られた子ども時代について語った

映画『マチルダ』に主演したマーラ・ウィルソンさんが「子役時代にメディアやファンから向けられた視線が大きな負担になった」とガーディアンのインタビューで明かした。

ウィルソンさんは6歳の時に『ミセス・ダウト』で映画デビュー。『34丁目の奇跡』などに作品に出演した。

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マーラ・ウィルソンさん(2019年4月1日)
CHRIS DELMAS via Getty Images

近年ハリウッドの性的暴力が問題になっているが、ウィルソンさん自身は、撮影現場で危険を感じるようなことはなかったという。その理由を「子役と仕事をするのに慣れた素晴らしい監督たちと一緒に働いたため」と語っている。

その一方で、「不適切な手紙を送ってくる人や、写真をオンラインに投稿する人たちがいた」と振り返っている。

12歳の時に自分の名前を検索すると、ポルノサイトに自分の顔と他の人の体を合成した画像が出ていて「忘れられないものを見てしまった」と話す。

さらに、10歳にもならない時から記者たちに「フレンチ・キスが何か知っているか」「最もセクシーな俳優は誰か」などの質問をされたという。 

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第52回ゴールデングローブ賞に出席したウィルソンさん(1995年1月21日)
Ron Galella, Ltd. via Getty Images

ウィルソンさんは2021年のニューヨークタイムズの寄稿でも「性的な嫌がらせは、メディアや一般の人々によるものだった」とつづっている。

 「6歳の頃から『ボーイフレンドはいるの?』とインタビューで聞かれ、一番セクシーな俳優は誰か、ヒュー・グラントがセックスワーカーを誘って逮捕されたことについてどう思うか、といった質問をされました」

「10歳の子どもから『あなたが好きです』という手紙をもらえば可愛いですが、50歳の男性に同じことをされても、そうは思えません」

ウィルソンさんはこの寄稿でも、12歳にもなっていない時から、脚フェチや児童ポルノのサイトに加工された写真が載っていて「見るたびに恥ずかしかった」と書いている。

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トーク番組に出演したウィルソンさん(1997年7月8日)
NBC via Getty Images

子役として人気を博したウィルソンさんだったが、思春期に体が変化するにつれ、「自分はもう可愛くない」「ハリウッドで必要されていない」という考えに悩まされるようになり、それが俳優としてのキャリアの衰退につながったとガーディアンのインタビューで述べている。

「『私は醜くて、太っているんだ』と思うようになりました――実際、ウェブサイトや新聞、映画評論家にそう書かれていました」

「私はより用心深く、不安で落ち込むようになりました。そうなると、役を得るのが非常にとても難しくなりました。オーディションではオープンで正直でなければならないからです。私にとってそれは負担となりました」

ハフポストUS版の記事を翻訳しました。