4つ耳の子猫、家族に引き取られてインターネットの人気者になる

生後4カ月の子猫、可愛さにハートを掴まれる人が続出し、Instagramのフォロワーは9万5000人を超えています

耳が4つあるユニークな外見の子猫が、インターネットで人気者になっている。

ミダスは生後4カ月の子猫。2つの耳の内側にそれぞれ一つずつ小さな耳がある、4つ耳の猫だ。

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4つ耳の猫のミダス(2021年11月19日)
Cagla Gurdogan via Reuters

母は路上に暮らす猫で、ミダスは他の5匹の子猫と一緒にトルコ・アンカラにある一軒の家の裏庭で生まれた。

この家のオーナーの友人キャニス・ドセメチさんは、一目でミダスに心を奪われたという。

もともと野良猫を飼いたいと思っていたドセメチさんは、見た目が原因で引き取り手が現れないことを心配して、ミダスを家族に迎え入れることにした。

「猫を購入しようと考えたことはありません。外で暮らす猫を保護したかったので、この子を迎え入れました」とロイターに語っている。

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Anadolu Agency via Getty Images

ミダスという名前は、ギリシャ神話に出てくるミダス王に由来している。ミダス王はアポロン神を怒らせて、耳をロバの耳に変えられた。

王はロバの耳を恥じたが、猫にとって耳はプラスに働いているようだ。

ドセメチさんによると、ミダスの4つ耳を怖がった人もいたものの、ほとんどの人たちがミダスの可愛さのとりこになった。

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Anadolu Agency via Getty Images

また、ミダスの人気はトルコだけに止まらない。約5週間前に始めたミダスのInstagramには、現時点で9万5000人以上のフォロワーがいる。

とはいえ、ミダスは自分の世界的人気など知らず、毎日の生活を楽しんでいる。 

「遊ぶのが大好きで、とても人懐っこい猫なんです」「お昼はずっと寝て、一晩中起きています」とドセメチさんはデイリーメールに語っている。

先住の2匹のゴールデンレトリバーたちとも、すっかり仲良しだ。

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Anadolu Agency via Getty Images
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Cagla Gurdogan via Reuters

ミダスの耳は遺伝子変異によるものと考えられているが、獣医には健康に悪影響はないと診断された。

ミダスのキュートな写真を見て、猫を飼いたいと思った人もいるかもしれない。

ドセメチさんは、ミダスの人気が、ペットショップでの購入ではなく路上で暮らす猫を飼うきっかけになって欲しいと願っている。

ハフポストUS版の記事を翻訳しました。