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ネットで始まる恋愛はアリ? エスコートできない人はイヤ? 物申したい4人が、ホンネで大激論した

「ネットで恋愛はアリかナシか」ヨッピーさん、伊藤早紀さん、ハナイチゴの関谷友美さん、大木隆太郎さんが語ったホンネとは。
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「ネットで出会うと、どんな人が来るかわからない怖さもあるし、リアルな場で出会った方が恋愛しやすい」「マッチングアプリって効率いい。『ネットが怖い』っていうイメージだけで出会いを減らすのはもったいない」

賛否が分かれる「ネット恋愛」。実際、ハフポスト日本版が実施したアンケートによると、回答を寄せた183人のうち、インターネットで知り合った人と会うことに抵抗がある人は47%、抵抗がない人は53%と、ほぼ半々だった。

「ネットで始まる恋愛はアリかナシか」に始まり、「エスコートできない人問題」や「ヤリモク(=体目的の人)ってどう思う?」など、物申したいことがある4人がホンネをぶつけ合った。

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左から伊藤早紀さん、ヨッピーさん、ハナイチゴ 関谷友美さん、大木隆太郎さん
MASANORI SUGIURA

―― 最近、SNSやマッチングアプリなど、ネットで出会う人が増えているようです。マッチングアプリについて、ご自身が使うのはアリですか? ナシですか?

ヨッピー アリなんじゃない? 使いたくない人はもちろん使わなくていいけど、だからって「えー? インターネットやマッチングアプリで知り合ったのー? それってどうなんー?」みたいに使っている人に偏見を持つのはやめたら? って思う。他人の選択に口出すなや! って。

関谷 えー、私は実際にマッチングアプリ使っていたんですけど、いい思い出がないんですよ。2回に1回はドタキャンされたし……。会っても本当においしくない激安の焼肉屋に行って、会計も割り勘で。全然楽しくないし、偉そうに上からものを言われて腹が立つだけだったとか。

伊藤 マッチングアプリの使い方が良くない場合もありますよ? 嫌な人に会ったことはほとんどないし、 私はアリです! 母数が大きくて効率がいい。例えば、おめかしして時間をかけて行った合コンでタイプの人が1人もいなかったら、もったいないなと思ってしまいますよね。そのぶんの時間、布団の中でアプリを使えば、気に入った人といきなりデートに行けるじゃないですか。

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伊藤早紀(いとう・さき)さん マッチングアプリメディア「マッチアップ」の編集長、恋愛婚活ラボ所長。自身も20個以上のマッチングアプリを使いこみ、出会った男性は100人以上。
MASANORI SUGIURA

大木 それは伊藤さんが経験を積まれているからだと思いますよ。僕も出会いの入り口としてはアリだとは思いますが、結局付き合うためにはリアルの場でのコミュニケーション能力が必要なんですよね。だって、アプリ使っている人なんて会おうと思ったら1週間に10人ぐらい会えるわけですよ。ということは、その10人の中から一番にならないと付き合えないわけでしょ。

エスコートできない男性はイヤ? “男女の役割”自体が時代遅れ?

関谷 確かに、実際会った人たちは、コミュニケーション能力やエスコート能力が低いことが多かったです。

ヨッピー ぼく、そういう「男性にエスコート能力を求める風潮」に一言申したい。

関谷 なんですか?

ヨッピー 男性にエスコート能力を求める人って結構多いじゃないですか。レストランの扉を開けてくれとか、奥の席に座らせてほしいとか車道側を歩けとかって。でもそれって基本、義務教育で学ぶものじゃないし、経験を積んだ果てにたどり着く境地なわけですよ。逆に言えば、それができる人は経験豊富、つまりヤリチンの可能性が高いじゃないですか。「エスコートはして欲しいけど経験豊富な人はイヤ」って風潮、矛盾してません?

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ヨッピーさん ライター。「インターネットで一番数字を持っているライター」と呼ばれる。「恋愛神」として数々のコラムも執筆。
MASANORI SUGIURA

伊藤 けど、「こうした方がいいんじゃない?」って教えるとめちゃめちゃ反発するんですよ。

ヨッピー 言い方が悪いんですよ。ああいうのは覚えりゃ済む話なんで、上手く教えればいいんですよ。「やって」って言われたら腹立つけど、「やってくれると嬉しいな」だったら「じゃあやるか」ってなるじゃないですか。

関谷 そんなにへりくだって説明しなきゃならないんですか。

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お笑いコンビ・ハナイチゴの関谷友美(せきや・ともみ)さん 自身の婚活や恋活についてブログを執筆。
MASANORI SUGIURA

ヨッピー それは歩み寄りじゃないかと思うんですよ。男性は「こうして欲しい」って教えられた時、変にプライドを持って反発するのやめよう、女性は「なんで私が教えなきゃいけないの」って言うのやめようって。歩み寄って、お互いにとっていい空間をつくればいいじゃないですか。

大木 「男性はこうあるべき」とか「女性だからこういうのができて当然」みたいなジェンダーで役割を分けるという考え方自体、どんどん古くなっていくと思いますよ。

「ヤリモク」に会うのがイヤって言うけど、「ヤリモク」も恋愛しますよ?

ヨッピー そんなことより、マッチングアプリのTwitter広告で、ショーパン履いて谷間が見えている女性が「おはよう」とかって出てくるの、どうかと思いません? どこが真面目な出会いやねん! っていう。

大木 ああいうのはやめた方がいいですよね。

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大木隆太郎(おおき・りゅうたろう)さん 街コン仕掛け人。株式会社MYALL代表取締役会長。恋愛情報サイト「愛カツ」を運営。
MASANORI SUGIURA

―― マッチングアプリのそういう広告の影響もあってかどうか分かりませんが、アンケートによると、マッチングアプリはヤリモク(=性行為を目的として出会いを求める人)が多いとか、ネガティブなイメージがある人もいるみたいです。※1

伊藤 マッチングアプリでもリアルの出会いでもそうですが、女性はヤリモクと会うのがめちゃくちゃ怖いんですよね。でも、ヤリモクだって恋愛するし、結婚もします。

関谷 えー、そうかなあ……。ヤリモクってことは、真剣に出会いを探してないってことじゃないんですか?

大木 素敵な人がいれば恋愛したいって思うはずですよ。

ヨッピー おっしゃる通り(力強く頷く)。例えば、仮にヤリモク的な、ワンナイトセックスが最初にあったとしても、一緒にいて楽しかったら、また次に酒を飲みたいぞとか一緒に旅行行きたいとか思うわけじゃないですか。

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「一緒にいて楽しいかどうかが大事」と語るヨッピーさんと伊藤さん
MASANORI SUGIURA

「恋愛に飢えてる」って見られるのがイヤ

―― 事前アンケートによると、ネットで人と出会うのに抵抗がある人は全体で47%、20代女性では61%もいます。

関谷 私結構ネットに疎くて、最初はマッチングアプリに結婚詐欺師がたくさんいるんじゃないかとか、いい人そうに見えても会ったらいきなり催涙スプレーかけられるんじゃないかとか思っていました。性暴力とか問題になっているし、マッチングアプリの会社も、様々な対策をとって欲しいと思います。

伊藤 やっぱり1対1で会うから、怖いっていう人もいますよね。最初はカフェで会うとか、個人情報を渡さないとか気をつけていれば大丈夫だと思いますよ。

大木 個人情報ってどこまでですか? 名前を聞いたらダメとか?

関谷 すぐにLINE聞いてくる人とかイヤ! 教えたら終わりな気がする!

ヨッピー なんで? LINEの方が楽じゃない。何が終わるの?

関谷 自分の顔写真出しているし、名前も出しているし……。かといってブロックも怖いし。

大木 セキュリティ意識が昔より高くなっている気がします。僕が街コンをプロデュースしていた10年ほど前は、街コンや婚活パーティーではむしろどんな人にでも連絡先を聞くのが優しさでしたね。連絡先を聞かれないと傷つく女性が多かった。

―― マッチングアプリで写真を設定することにも抵抗感ある女性が多いようですね。

関谷 すごい抵抗ありました! 知り合いに見つかったらイヤだなとか。「恋愛に飢えてるんだ」みたいに見られるので。本当は一番お気に入りの自撮りを載せたいけど、これがバレたら恥ずかしいな、とか思っちゃいます。

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「自分の写真をマッチングアプリで設定するのは抵抗ある」と話す関谷さん
MASANORI SUGIURA

伊藤 抵抗ある女性、多いですよね。でも、見られた時の恥ずかしさと、好きな人を見つけられる喜びを天秤にかけたら、絶対に後者の方が重要だと思うんです。

関谷 強い……。

伊藤 逆に合コンとかって、同性の目があるじゃないですか。「あいつぶりっ子」みたいな。同性の目がない方が自分のやりたいように振る舞えますよ。

マッチングアプリって、効率いいけど「エモくない」?

大木 恋愛って確率論だから。数多く出会わなきゃダメですよ。自分は何%の確率で会えば恋愛に発展するのか、まず知ることが絶対に必要なんですよ。

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「恋愛は確率論」と語る大木さん(左)と「恋愛にエモさは大事」と語る関谷さん
MASANORI SUGIURA

伊藤 失敗を怖がる人って多くて、考えすぎずにたくさん会った方がいいよっていつも言っています。でも正直、そういう恋愛って「エモくない」よな、と思う時もあります。

ヨッピー 出会う時にエモさとか必要? エモさなんて付き合ってからつくればいいじゃん。

関谷 エモさ大事ですよ! やっぱりそれぞれの出会いに一喜一憂しちゃいます。だからたくさん会わなきゃいけないって、結構疲れるんですよね。せっかくの休みの日をそこに費やすかーとか考えちゃいます。

―― 理想の相手に会いたい、という面で言えば、マッチングアプリでは「メールの頻度は週一ぐらいがいい」といった、かなり細かい条件設定ができますが、どう思いますか?

関谷 そのぶん、幅が狭くなりすぎて全然人が寄ってこないんですよね。私は数多く会って、理想の男性を見つけたいって思っちゃう方なので。

伊藤 合う人が1人来れば最終的に良くないですか? モテたければ間口を広げる必要がありますけど。年収とかだけじゃなくて、趣味が合う人と出会えた方が会話も弾みますよ。

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「趣味が合う人を探すのも大事」と語る伊藤さん
MASANORI SUGIURA

ヨッピー 趣味なんて合わなくても良くないですか? ぼくはそんな詳細な条件設定はなくていいと思っています。細かく考えすぎなような……。

SNSが出てきていい面もあるけど、逆に本来は断絶されていた「上層の情報」見られるようになったといいますか。高級なご飯食べている人たちの情報もSNSでバンバン流れてきて「やべえ、自分もいいホテル泊まりたい。だから旦那さんもそういう稼いでる人じゃないと」ってなってる。

大木 話を聞いていて、選択肢が多すぎてみんな苦労してるんだなと思います。ぼくの時代は合コンぐらいしかなかったから、いいなと思った1人を口説くのに必死でしたよ。でも今は合コンも街コンもアプリもあって、選択肢が多く見えるほど決めるのが大変なんだと思いますよ。

関谷 うーん。話を聞いていると、確かにマッチングアプリでモテようとして、自分らしさが出せていなかったんだなって気付きました。でも、アプリで条件設定して会うと「おごってくれなきゃイヤ」とか思っちゃうけど、リアルで出会うとそういうこと関係なく話せるから、私はやっぱりリアルで出会った方がいいかな。

伊藤 結婚した人が勝ち、しない人はダメ、付き合えた人が勝ちで、付き合えなかった人がダメみたいな二元論になっちゃってるから良くないんだと思います。最終的に付き合えなかった恋愛だって、なんだかんだ楽しいじゃないですか。難しく考えないで、楽しみながら出会っていけばいいと思いますけどね。

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「付き合えなかった恋愛だって楽しい」と語る伊藤さん
MASANORI SUGIURA

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ネットで恋愛アリ派としては、「効率よく、条件設定で趣味が同じ人とも出会える」「恋愛は確率論だから、たくさん出会えた方がいい」「合コンなどと違って、同性の目がない方が楽」などの意見が出ました。

一方でナシ派の意見では、「ネットだと誰が来るか分からなくて怖い」「効率重視の恋愛ってエモくない」「『恋愛に飢えているんだ』って見られたらイヤ」などの声も。

恋愛に正解はないからこそ、最後まで意見が分かれた対談でした。

時代とともに変わる恋愛のかたち。年齢や性別、世間の常識にとらわれず、私たちは自由になった? それとも、まだまだ変わらない?
「ネットで恋愛はアリ? ナシ?」「良い出会いってどこにあるの?」「こんな恋愛はどう?」ホンネで恋愛を一緒に考えていきませんか?
#語ろうホンネで恋愛」であなたのご意見を聞かせてください。

※1 ペアーズでは「パートナーを探す」目的以外での利用は禁じられています。