ゴミって結局どうなってどこ行くの? ゴミ清掃工場に「大人の社会科見学」してきた。

【ごみゼロ日記:10日目】
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ごみゼロ日記も後半に突入。

ここまでは、私の日常をさらけ出し、日々の身近なチャレンジを重ねてきた。
これからは、もう少し日常生活範囲内から飛び出していきたいと思っている。

そこで、まず今週の第1弾は、ゴミ清掃工場へ行ってきた。
昔、社会見学で行った人もいるかもしれない。そう、ここは誰でも見学可能なのだ。

私が訪れたのは都内にある清掃工場。ここでは可燃ゴミを処理している。

ゴミはまず収集車から「ごみバンカ」と呼ばれる大きなスペースに投入され、よく混ぜ均一化し、その後高熱で燃焼される。

(注:東京23区ではストーカ式焼却炉やガス化溶融炉などがあり、それぞれプロセスが多少異なるという)

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ゴミ収集車が到着。荷台が傾き、ゴミがバンカに落ちていく。
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これがゴミバンカ。

ガラス越しではなく中から写真を撮りたかったため、「この中は入れますか?」と聞くと、「この人本気か?」という目で苦笑しながら「入る事は可能ですが... 着替えの服は持ってきていますか?」との質問。

中はとてつもなく臭く、出たら匂いが消えるというレベルではないらしい。
もし入ったら、即シャワーを浴びて、下着まで着替えなくてはいけない程の悪臭だそうだ...。

好奇心旺盛な私だが、さすがに「パスします」と速攻で願いを取り下げた。

可燃ゴミの処理プロセスを要約すると、収集後、高熱で燃焼され、灰になる。

灰は、工場に持ち込まれた時のゴミの体積の約20分の1になる。灰はセメントの原料になったり、溶融してスラグ化したものはコンクリートに混ぜるなど、土木資材として利用され、燃焼した時の熱エネルギーは発電や熱供給に利用されるそうだ。

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これがスラグ。コンクリートの原料などに利用される。

このように可燃ごみは出来るだけ焼却し、資源やエネルギーに変え、残りは埋立処分場に行くそうだ。

とはいえ、ゴミの焼却は地球温暖化の原因になる二酸化炭素の発生につながる。燃やさないほうが良いのでは?という疑問が浮かぶ。

確かに二酸化炭素は発生するが、逆に、焼却しないで直接埋め立てばかりしていると、埋立処分場がすぐ満杯になるだけでなく、周辺で害虫や悪臭、メタンガスなどが発生してしまう、という影響もあるという。しかもメタンガスは二酸化炭素の20倍以上温室効果があるそうで、埋め立てにも色々問題点があるようだ。

ちなみに、不燃物は砕かれ選別され、埋め立て地へ行く。

以下の図はゴミの東京23区のゴミの行方が良くわかるので、オススメ。

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東京23区清掃一部事務組合

 

東京23区では、平成元年をピークに、ごみの量は年々減少傾向にあるという。それでも、平成29年度のごみの量は277万トン、東京ドーム7.4杯分。
しかも、1キロのごみを処理するのに、約57円もかかるらしい。結構高いのね...。

また、3R(リデュース、リユース、リサイクル)の中でも、「リデュース」=ごみを減らす事の重要さ、そして分別が大切だという。 

針金のハンガーや傘など、燃えるゴミに混ぜてしまいそうだが、それらは機械に引っかかり、停止させてしまうこともある。また、ガスボンベやライター、スマホのモバイルバッテリーなどはごみ収集車や清掃場で火事の原因になることもある。清掃工場がなかったら、世の中大変なことになってしまう。これから十分気をつけてたい。

ちなみに、東京23区のゴミ処理情報サイトが非常に分かりやすい(特にキッズコーナーが私のお気に入り)、興味がある方は是非覗いてみてね。
http://www.union.tokyo23-seisou.lg.jp/index.html

次回はリサイクル施設見学日記。お楽しみに!

 

◇◇◇

ハフポスト日本版で働く私は、5月30日(ごみゼロの日)に向けて、ゴミ削減生活を始めました。様々なチャレンジや失敗を皆さんと共有していきます。皆さんも是非この機会に「ごみゼロ」への旅をご一緒しませんか?

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