雪の崖をよじ登るクマの親子が話題。撮影マナーに批判の声も「野生動物にとって迷惑だ」(動画)

子グマは何度も滑り落ちながら、諦めずに頂上まで登り切りました。
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雪の崖をよじ登る子グマ
ViralHogのFacebookより

クマの親子が雪に覆われた崖をよじ登る動画がインターネット上に投稿され、話題になっている。

動画撮影・配給会社「ViralHog」が11月3日に投稿すると、Twitterなどで広く拡散された。

動画はロシアのマガダン地方で撮影され、雪に覆われた崖を滑り落ちそうになりながらよじ登るクマの親子がうつっている。親グマに先導され、子グマは踏ん張りながら斜面を登っていくが、雪に足を取られて何度も滑り落ちてしまう。

親グマが頂上で見守る中、子グマは3度目の挑戦でようやく上までたどり着き、親グマと一緒に駆けていった。

子グマが諦めずに頑張る姿に対して、 Twitter上には感動したという声が上がる一方で、撮影者に対する批判の声が上がっている。

映像はドローンで撮影したとみられるが、子グマが頂上に着きそうな場面で、映像が寄りになる。

カメラが近くまで接近したのか、親グマが気づいて、カメラの方を見ながらひどく警戒した様子を見せている。その直後、子グマが滑り落ちてしまったのだ。

子グマは無事だったが、撮影が野生動物に脅威を与えてしまったようだった。

そのため、動画を見た人からは「(撮影は)野生動物にとって迷惑な行為だ」といった批判の声が相次いだ。