カリフォルニア州知事の就任演説、2歳の息子が壇上に乱入 自由すぎる振る舞いで主役の座をかっさらう

なかなか壇上から降りようとせず、演説台の裏に隠れる“パフォーマンス”で、会場を大いに沸かせた。
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州知事就任演説の壇上に乱入したダッチくん(左)
Stephen Lam via Getty Images

米カリフォルニア州知事になったギャビン・ニューサム氏が1月7日に開いた就任演説で、壇上に上がり込んだ2歳の息子が主役の座をかっさらう一幕があった。

スピーチ中のパパに思いっきり甘えたり、演説台の裏に隠れてなかなか壇上から降りようとしなかったりする"パフォーマンス"で、会場を大いに沸かせた。

CNNなどの海外メディアが報じた。

主役の座を奪ったのはダッチくん。

各社の報道や動画によると、ブランケットを持って壇上に乱入。スピーチ真っ最中のパパの元に一直線に歩み寄った。おしゃぶり姿のダッチくんがパパに抱きかかえられると、聴衆から大歓声が寄せられた。

本人は歓声を全く意に介さず、肩に顔を埋めて甘えるマイペースっぷり。ニューサム氏もそのままスピーチを続けた。

パパから離れた後も、舞台下から降りるよう促す母親とみられる女性から逃げるように、今度はスピーチ台の後ろに隠れた。

これには、ニューサム氏も苦笑い。

ようやく壇上を降りたダッチくんは、女性に抱えられて舞台袖に消えると、会場から大きな拍手があがった。

ニューサム氏は「これはリハーサルだ。本番は明日する」とジョークを飛ばし、会場の笑いを誘った。