増水した30メートルの滝に、自らカヤックごとダイブ。傷だらけの顔で一言「計算済みです」

無謀なチャレンジに、見ている方が思わず手に汗握ってしまいます

カヤックは滝を落ちるためではなく、水面を漕ぐものでは…。

プロカヤッカーのラッキ・キャラガー氏とアンドリュー・ハマール氏の恐れを知らぬ「滝下り」が、話題になっている。

2人が臨んだのは、オーストラリアニューサウスウェールズ州ドリゴにあるダンガーの滝だ。

大雨のために水量が増して激しく流れる滝に、キャラガー氏がカヤックごと突っ込むと、その姿は濁流に飲み込まれて消えた。

ハラハラする場面だが、キャラガー氏は数秒後に滝壺に無事姿を現した。

このチャレンジの後、キャラガー氏は12月15日にオーストラリアのトーク番組「トゥデイ」に出演。

顔にはカヤックにぶつかった傷があったものの、「リスクは全て計算しているんですよ」と落ち着いた口調で語った。

キャラガー氏とともに出演したハマール氏も「そんなに危険なことじゃないんですよ」と説明する。

しかし2人はかなり経験を重ねており、初心者は挑戦しないようハマール氏は勧めている。

ダンガーの滝は高さ約30メートルあるという。キャラガー氏は2018年にも、ダンガーの滝をカヤックで下って、話題になった。